★第2弾★ 歌会始で藤井哲夫さん(小豆島分会)が詠んだ歌も披露
新春恒例の「歌会始の儀」が1月18日、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。題は「窓」で、天皇、皇后両陛下や皇族、一般の入選者10人らの歌が独特の節回しで披露されました。
全国と海外から一般応募の1万3830首から選ばれた香川県小豆島分会の藤井哲夫さんの歌も詠み上げられました。
ことしも、皇居・宮殿で去年同様陪聴する人の数を大幅に減らし、歌を詠み上げる人にフェースシールドをつけてもらうなど、感染防止対策を徹底して行われました。
はじめに、入選した10人の歌が天皇、皇后両陛下や皇族の方の前で古式にのっとって披露されました。
このうち香川県から6年ぶりに選ばれた小豆島分会の藤井哲夫さんは、古希のときに出席した同窓会に多くの友人たちが集まれたことへの喜びの思いから「出来た子もそれなりの子も 働いて 働きぬいて 今日同窓会」と詠みました。
この歌は当日、選者の先生から「戦後の高度成長期の同じ世代の頑張りがみえる。”働きぬいて”の表現が良い」とお褒めの言葉をいただいたとのことでした。
また、儀式終了後、両陛下から「小豆島と言えば”二十四の瞳”ですね。」とお声がかかり、「ほかにも名産はオリーブ、醤油、そうめん、佃煮などがあります」とお答えし、小豆島のPRもしたそうです。
そして、共同記者会見(記者20名位)では「島から出るのも2年ぶりなんですけど、都会の真ん中の別世界に来て、夢のような驚きでいっぱいです」などと喜びを語った。
最後に藤井哲夫さんは「両陛下、皇族の皆様の前で私の短歌が披露され、大変光栄に感じた。とても貴重で名誉な経験をさせていただいたが、これが重荷にならないようこれまで通りマイペースで歌をつくっていきたい」と話した。
記事&写真:宮下分会長
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