香川魚釣り会 春の筏釣り
〇日時: 4月28日(金)5:45〜15:15
〇釣り場: 詫間町大浜 沖合の筏
〇参加釣り師: 森さん、柳原さん、井上さん、石川
いよいよノッコミチヌの季節。という事で例年より半月早く大型チヌを狙っての筏釣りを開催しました。
渡船には我々4人の他に港すぐ前の一文字でフカセ釣りする釣り師1人、同じく筏釣りの釣り師が1人、総勢6名で出航。船の中で船頭から、同行の釣り師が筏釣り日本チャンピオンを2度取った山本孝義さんだと紹介を受けて記念写真をお願いしながら筏に向かいました。
今回、筏釣りは初めてという、森さん、井上さんも参加され、バクダン団子作り、針結び、落下防止の注意点など実践レクチャーを行いながらスロースタートで釣り始めました。バクダン釣りは寄せ餌が効いてくるまで辛抱強く撒き餌をアンコにした団子をしかけと共に海の底に投げつづけないと釣果につながらず、一旦、撒き餌でチヌが寄ったとなると入れ食いになる、というのが一般論です。ただ、素人は一般論通りにはならないのが普通で、なんやかやと試しながらぼやきながら辛抱していると突然にわずかな当たりがあって、これを見逃さずに合わせると一気に強い引きとなって釣りの醍醐味を味合わせてくれるということになります。
今回は気持ちはたかぶるが針のついた餌には見向きもされない時間がずっと続いて、結局、納竿まで改善されずでした。
小さい真鯛には会えましたが、チヌの顔を見ることはありませんでした。
そんな中、隣の筏で1人黙々と団子を投げていた山本さんがチヌを釣り上げたのを見たのは一回だけで、今日はやはり厳しいのだとみんな納得。帰りの船が来たので乗り込み、隣の筏に行くと山本さんが釣ったの持って帰りますかと声をかけてくれました。スカリの中にはなんとチヌが7枚と小ぶりの真鯛が一枚。山本さんはしばしば今日は渋いな、とか潮が流れないね、とか少し離れた筏から声をかけてくれてましたが、これほど釣り上げているとは、驚きでした。
山本さんは今日は渋かったがもう少し潮が動いていたらもっと釣れるのだが、とのお言葉で当たり前ですが脱帽。
日本チャンピオンとはこういうことなんやなと、ツキで釣れる釣れないがかなり決まると思っていたのですが技術があれば違うんだと思い知り久しぶりに研鑽意欲が湧いた1日となりました。
記事・写真提供 世話役 石川 清一
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