特許(実用新案)を出願し、発明コンテストに挑戦しました
昨年、現役時代に関わっていた製品以外の品物(コーヒーカップ)で特許(実用新案)を出願しました。
出願したコーヒーカップは、コーヒーカップ本体にコーヒー飲む時にも邪魔にならない位置にスプーン、シューガーステック、ミルクカップを置くポケットを取り付けた構造です。こてにより受け皿が不要となります。効果としては、コーヒーを飲む時にもスプーンやミルクを清潔な状態に保つことができる。そして、洗う時に使用する水や洗剤を削減することができる等です。
このコーヒーカップの特許(実用新案)出願を、特許事務所に依頼すると40万円以上の高額な費用がかかることから、自分で出願書類を作成して出願することにしました。この方法だと、特許庁で処理していただくための費用くらいで安くすみます。しかし、約20年ぶりの書類作成とあって思うようには進みません。四苦八苦しながら何とか仕上げて出願しました。
案の定、特許庁から「本願は特許法〇〇条□□号に違反している。60日以内に補正書を提出しなさい。提出されなかった場合は、本願は取り下げたものとみなす」といった厳しい命令を2度受けながら、何とか7ケ月かかって登録に至りました。
そして、この品物を発明学会主催の『発明コンテスト』に応募しました。このコンテストは、新しい製品を探してている企業が主に審査するコンテストで、高い評価が得られると商品化の道が開かれます。
この発明コンテストでは『アイデア賞』をいただきましが、約1300件の応募の中で200番台の評価でした。残念ながら力不足な結果でした。
そのようなことで、今年は別の品物で『発明コンテスト』に再挑戦しょうと準備しています。
香川分会
河合 一広
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