歌会始 藤井さん(小豆島分会)入選

”香川県内 6年ぶり 初挑戦で栄誉”
 来年1月18日に皇居・宮殿で開かれる「歌会始の儀」で歌が詠み上げられる一般の入選者10人が決まり宮内庁が24日付けで発表した。香川県内からは小豆島分会の藤井哲夫さん(78)が選ばれた。香川県関係の入選は6年ぶり
  今回の題は「窓」で、選考対象は1万3830首(うち海外69首、点字11首)。入選者は宮殿「松の間」に招待され、天皇、皇后両陛下や皇族らの歌とともに伝統的な発声と節回しで自作の歌が詠み上げられる。感染対策としてフェースシールドやマスクを着用する。
 藤井さんが歌会始に応募したのは今回が初めて。”初挑戦”での栄誉に「たまたま新聞で募集記事を見たから。(入選が)そんなに大層なこととは思っていなかったがこの一日で今までの一年分の電話やメールをもらい、まさかこんなにおおごとになろうとは思わなかった。」と本人自身が一番びっくりしている。(NHK、共同通信、四国新聞等の取材にもびっくり)
 短歌を始めたのは大阪で会社(松下電子部品セラミック事業部営業部)勤めをしていた50歳のころ。その後、大阪での四十余年間の会社生活も無事定年退職し、平成15年(2003年)に生まれ育った小豆島にUターンした。そして、小豆島町文化協会の「短歌の会」の世話役としても活躍。
 これまでに詠んだ歌は約1万首。その中から70歳の時に小学時代の同窓会に参加した際の喜びを表現した歌を今回応募した。
 「心身の健康マイチャレンジとして、週2回のテニスや畑仕事と併行して”ヘタな鉄砲も数打ちゃあたる”の精神で短歌も楽しみたい」と話した。

※なお、歌は1月18日の当日発表されます。(現在は未公表)
以上
記事&写真:宮下分会長

松愛会本部の記事

 

びっくりの入選案内を手にした藤井さん

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP