木次土手や、三刀屋土手の桜並木で有名な雲南市に、一足早く花見のできる場所がある。雲南市大東町養賀地区、赤川沿いにある「河津桜」の並木である。
1kmにわたり、250本を超える数の木が並んでいる。観光事業の一環として2001年に静岡県河津町より、千本の苗木を購入。地域の各地に植えた。
木次や三刀屋土手と異なり、土手の下側に植えてあることと、木がまだ若く大きくないために、遠目からは分かりにくい。近づくと濃いピンクの花びらが鮮やかである。
河津桜は早咲きの桜で、2月下旬から、約一か月間楽しめる(その年の気候によるが)。毎年3月中旬の土日はイベントがあるようだ。
また、ここには梅の木もあり、時期的に梅と桜の両方の花が楽しめる。特に晴れた日に行くと、空の青、梅の白、桜のピンクが個性を主張し合いまさに絶景。
(情報 和田森洋)
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