2021年 10月 2日(土)9:00~11:30 第13回淀川水系イタセンパラ保全活動の定例保全活動に参加しました。
大阪は、8月に4度目の緊急事態宣言が発令され、その後2回にわたり延長されたことで、8月から9月にかけて活動自粛でしたが、解除されたため今回 は久しぶりに開催されました。
参加者はイタセンネツト会長の綾史郎さん、副会長の高田昌彦さん(琵琶湖を戻す会)や、環境省生物多様センターのメンバー、大阪工業大学(城北水辺クラブ)のメンバー、千里金蘭大学のメンバー、自然にみちた水辺プロジェクトのメンバー、そして淀川水系イタセンパラ研究会のメンバー、旭昼市運営委員会のメンバー、沢井製薬地球環境チ-ムのメンバーと学生ボランティア養成講座参加者、講師の河合さん、松愛会大阪市内支部からは山根さん・砂原さん・末次さん・最上の4名が参加、参加目標人数40名に対して50名の参加者がありました。
いつものようにマスク着用で一人一人挨拶をしてから、環境省生物多様センターの担当者から「コロナ感染に注意し、尚且つ密を避けながら、熱中症に注意して活動するように」との話を聞いて活動開始です。
コロナの影響で長い間活動を自粛していたこともあり、イタセンパラの成長が分からないので、今回はワンド内の6ヶ所に地曳網をして、生物多様センターメンバー、大阪工業大学の学生さんがワンドに入り地曳網を仕掛けては引き上げることを6回行いました。
結果は雌のイタセンパラ1匹が採捕できました。魚体は3㎝と大きく、成長している姿を見れてとても嬉しくなりました。在来種と外来種を選別した後は説明があるのですが、コロナの影響で今回も無しです。選別光景を見ていて気付いたことは、外来種が少なくてワンドの環境が良くなってきていること、また、清掃活動もワンド内のゴミが少なくてとても楽でした。それだけワンドに来る人や釣り人のマナーが良くなってきている証拠だと思います。
城北ワンド保全活動 大阪市内支部代表 最上 清