2021年 7月18日(日)AM9:00~AM11:00 第8回淀川水系イタセンパラ保全活動の定例保全活動に参加しました。
参加者は環境省生物多様センターのメンバー・大工大教授の綾史郎先生や学生が中心になり、松愛会大阪市内支部から山根さん・砂原さん・最上の3名が参加しました。そして大産大教授・学生や、淀川水系イタセンパラ研究会のメンバー・人を自然に近づける川いい会のメンバー、パナソニックエコリレージャパンのメンバーや旭東中学の生徒さん、初参加の千里金蘭大学の教授で約35名の参加人数です、蒸し暑い中マスク着用して挨拶し注意事項を聞いてから活動開始です。
今回はワンド内4ヶ所に地曳網を仕掛けました、その後、工大の学生さんや生物多様センターのメンバーが池に入り地曳網を回収していきます、今回は3匹のイタセンパラを採捕、その他の在来種と外来種も採補できました、本来なら選別後、在来種の説明をしてくれるのですがコロナの影響で密を避けるため、今回は説明がなく在来種の種類と大きさを測定して記録に残しました。梅雨明けの下で皆さんがイタセンパラ保護や、環境保全のために頑張つている姿を見て、清掃活動ですが継続したいと思いました。
※城北ワンドにおける保全活動とは
市民の手によるイタセンパラの野生復帰を目指して、平成24年よりかつてのイタセンパラの一大生息地と知られている、淀川の城北ワンド群(大阪市旭区)において保全活動を行っています、城北ワンド群のうち、イタセンパラの生息数が多かつたワンド2ヶ所を選び、毎年4月から11月の月2回(基本第1土曜日、第3日曜日の午前中) 籠モンドリや30mの地曳網等を用いてブルーギル・ブラックバスなどの外来魚を駆除するとともに、採捕した魚の調査をします。また、同じく特定外来生物種の水生植物であるナガエツルノゲイトウ等の除草や河川清掃等も行つています。
城北ワンド保全活動 大阪市内支部代表 最上 清
コロナ禍で猛暑の中のワンド保護活動お疲れさまです。くれぐれも熱中症対策で健康に気を付けて下さい。
前回と今回の記事の中で、「城北ワンドの保護活動」や「イタセンパラ」の意味を記載されておられ、閲覧者にもよく理解でき、親近感を持たれたのではないかと思います。