光合成細菌PSB

メダカの味方、光合成細菌PSB

10年ほど前からメダカを飼育しています。冬越し、産卵、孵化を繰り返し段々と増えていますが、困るのが水質の悪化!
ろ過装置はつけていないので、餌の食べ残しと糞ですぐに水が濁ってしまいます。
以前から水質浄化に効果があると聞いていた、光合成細菌を試してみるいことにしました。
光合成細菌PSBは紅色無硫黄細菌(Purple Non Sulfur Bacterla)の略で、光合成バクテリアの一種です。見た目は赤く、非常に臭い液体ですが、メダカや金魚の飼育には魔法の水となるそうです。
そして、簡単に培養、増殖できるのでコストもさほどかかりません。

PSBの培養に必要なもの

・PSB原液
まず、PSB原液を入手します。
ネットで簡単に購入できます。私はAmazonで購入しました。1L、1000円くらい。
・PSBの餌になるものも必要
色々紹介されていますが、エビオス錠(胃腸薬)に決めました。
これも、Amazonで購入。(薬局で買えます)
・後は、塩素抜きした水道水、と太陽光

培養の手順

1)PSB原液をPETボトル(500ml)に250ml入れます。
2)エビオス錠を3粒いれます。
3)塩素抜きした水道水をPETボトルいっぱいまで入れます。
中に空気が残らないように目いっぱい!、
4)キャップを締め、日光の当たる場所に置いておきます。気温は30度くらいが適温だそうです。
冬期には加温が必要です。
また、太陽光以外の白熱灯などでも培養できたというレポートもあります。
1日に1回くらい良く振って撹拌します。
5)PETボトルの底を観測しエビオス錠が解けて白濁した状態であると、まだ完了していません。
夏であれば7日くらいで白濁が無くなります。これで完成!
完成すると液の色も濃い赤色になります。
緑色になると失敗です。

培養中

水槽への注入

分量の目安としては、10Lの水槽であれば 培養液10ml位を毎朝、1回注入します。

実験中

この壊れた鉢に5匹いれて実験中です。
約2週間が立ちますが水は濁らず、元気に泳ぎ回っています。
PSBの効果として、水質浄化の他に培養液そのものが餌になるということです。
実験を始めて餌は一切与えていません。
そして、PSBで育てると冬越ししやすく、孵化後の生存率も高くなるとのことです。

この実験で、良い結果が得られれば、他の水槽にも順次展開していきます。
メダカに限らず、金魚、熱帯魚などにも効果があると思います。
まだの方、試してみませんか?


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