40年前の発電機、動きました

1970年代だと思いますがホンダが販売したガソリンエンジンの交直両用の発電機、EM400を動かしてみることにしました。
当初、アマチュア無線の屋外運用時の必須アイテムとして人気の発電機でした。
もう、アマチュア無線に使用することはないと思いますが、うまく行けば災害時などの非常用電源として整備しておこうと考えています。

仕様

・4サイクルのガソリンエンジン：60CC
・定格出力：400W　（AC＝60Hz 100V、400VA　／　DC=12V 100W）
・タンク容量：2L（4時間運転可）
・重量：18Kg
・始動：リコイル方式

準備

登場する機会もなくずっと倉庫に眠っていましたので、エンジンがかかるかどうか不安です。
まずは、ガソリンスタンドでガソリンを１Ｌ購入。
鉄製の１Ｌ容器に満タン、店員に頼んだところ、「自分でやって」と断られた。セルフスタンドだから仕方ない。
１Ｌ指定でノズルを容器の口に当て、恐る恐るレバーを引きましたが、溢れることもなくうまく行きました。

エンジンオイルは汚れもなく取り合えず使えそうです。（試運転で成功すれば交換）
一応、プラグも外して点検、汚れなし、ギャップもいい感じです。

始動

始動用グリップを握り、大きく息を吸って引っ張りましたが、クスッとも反応しません。
2発目、3発目ともかかる気配なし！
ダメかな？と思いながらも、引っ張り続けました。
10回目くらいで、グスッと短く反応があり、次の1っ発で、元気よく「ダダダダッ」とかかりました！
「やった！！」
しんどかったけど感激しました。

出力の確認

無負荷ですが一応測定しました。
・AC＝118V・・・少し高いですがOKでしょう。
・DC＝19.4V・・・これは高すぎ？　このモデルは電圧レギュレーターがついてないので、用途によっては工夫が必要ですね。

試運転

いい音で、快調に動いています。
災害時以外にも平時のちょっとした屋外活動には使えます。

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