古希オーディオSP製作10F (後藤 茂)
10年以上前から月刊ステレオ誌の7or8月号に小型SPが付録(現在は休刊中の様ですが)されるようになっていました。その大半は購入したままで、紙上で構想を練ったり、設計検討のみの状態でした。2021年は古希を迎えるにあたり思い切って、SPストック品の整理もかねて小型SPを4セット製作する事にしました。第1作目は、デンマークのスキャンピーク10Fで10cmフルレンジで同メーカーの製作は2作目となります。
ファーストインプレションですが、低音再生は前作8cmバックロードホーンには遠く及びませでした。バスレフで当然な帰結ですがコンパクトに纏まった音でした。ステレオ誌では容量7Lバスレフで重低音の再生可能との記事でしたが、少々期待外れでした。今後エージングを重ねればゴムエッジ部の硬さがとれ低域の伸びてくるかもと思いひと月程聴き比べをしていました。このSPの最初に聴いた印象はからずいぶん変化し低域の音量が増加してきており驚いています。
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