古希オーディオSP製作W80/PT20 (後藤　茂）

フォステスクPW８０とPT２０の２Ｗａｙですがステレオ誌の推奨容積がバスレフ型で容積３Ｌ弱とありました。第４作目は、手持ちトールボーイ型があり３６０×１０５×９０で３．４Ｌでしたので改造して使う事にしました。

 

     

ツィータPT２０へのコンデンサー容量を幾つか試し音色を楽しむ為にSP端子は今回バイワイアリング方式にしました。更に空気室の容積比を初めて逆に採ってみました。今まではD2のダクト周波数はD1のダイレクト周波数の１/２程度に設定していましたが、今回はD１，D2共にほぼ同じチューニング周波数を採用しています。これは３Lクラスで低域再生には限度があり１００Hz当たりがうまく再生できればと思い二つのダクトのチューニング周波数を１００Hz近傍も採っています。結果はブラインド比較で１０Fと遜色無い音を聴かせてくれています。