次回発行の松愛に、あすか野地区の松井孝夫さんのコラムが、「夢中人:私とバイク」として掲載予定ですので、予告を兼ねて、リポーターの水野(支部役員:ひかりが丘地区担当)より掲載させて頂きます。
リポーターが、松愛会に入会するきっかけとなった、オートバイツーリングクラブの中核メンバーでもある松井さんの第一印象は、騎馬武者という出で立ちでした。大きなバイクに跨られて、颯爽と登場される松井さんに、バイク愛を語って頂きました。
「私がバイクに乗りたいと思い始めたのは、40歳頃だった。Kawasaki Eliminator(250cc)、Honda Nighthawk(750cc)、Yamaha FJ1200、BMW K1200LTと乗り継ぎソロツーリングを楽しんで来た。一人旅で舞鶴からフェリーに乗り、FJで早朝に小樽に上陸、その日のうちに稚内まで走り通した感動は今でも覚えている。
一昨年、K1200LTで訪れた摩周湖も忘れられない。」
摩周湖畔で撮影されたお写真を1枚お借りしました。
ところで、大型バイクにお乗りになられない方々からは、うるさい、怖い、危ないなどネガティブな面をお伺いすることも多いですが、実は大型バイクは非常に安定した安全な乗り物です。乗り手にとっても逆らえば手ごわい相手ですから、極めて慎重な取り扱いが要求されますが、きちんとその手順に従えば、エンジンをかけ、駐車場をそろそろと出た次の瞬間から始まる「非日常」(それは、爽快な加速感や鮮やかに流れる周りの風景に代表されます)が味わえる極めて高級な趣味と言えるでしょう。
又、マシン中央で回転している大きなエンジンがもたらす慣性力で、想像以上の安定性があり、そう簡単には倒れません(倒せません、こかせません)それでも、『もしそうなったら(倒れてしまったら)300kg近くある重いバイクをどうされますか?』とリポーターが、松井さんにとある酒場でお伺いしたところ、「重いし、そのまま置いて帰るかな」と仰ったのが、非常に印象的でした。実際には少なくとも長年松下に勤務したOBのクラブメンバーでバイクを倒されたところは、見たことがありません。しかし、自分のバイクを倒してしまったり、起こせなくなったら、その時はバイクを降りるときであると潔く決めておられ、重いバイクを操れるように日々鍛錬されていることと思い、尊敬の念が絶えません(御年78歳との由)。
夢中人松井さんにはいつまでも、颯爽と大型バイクを乗りこなす非日常を楽しんで頂きたいと願う、リポーター水野です。
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