奈良西支部会員の松川さん（平群町）

■　松川さんがウクレレを始めた経緯

　40才でメタボになり、水泳マラソン自転車テニスを始め、50才になり妻から「楽器はボケ防止になるよ。」と言われてピアノ、ギター、オカリナ等色々な楽器を検討しました。その中で安くて軽くて歌いながら演奏できるのは、ウクレレしかないと思いました。

■　これまでの活動

　ウクレレ教室を探したら、丁度テニス仲間でウクレレ講師をしている「トロピカルウクレレクラブ」があり、指導を受けました。
　教室では、ハワイアンだけでなく童謡、歌謡曲を含めて様々な曲を年間10曲位練習し、年１回の平群町文化祭に参加、さらに年2～3回の老人ホーム訪問演奏会に参加しました。

■　クラブを作ろうとした動機

　教室に入って７年が経ち、指導の先生から「俺も歳取ってしんどいから、松川君、後は頼むよ。」と言われ、困った私は別の先生を探しましたが見つかりません。挙げ句に先生が辞めたためにベテランの方も数名が辞められ、このままクラブを閉じる事も考えましたが、この素敵なウクレレクラブをなくすことはあまりにも悲しいし、ウクレレ初心者ならば私でも教えられそうと考えて私がクラブを引き継ぐ事にしました。
　練習方法も自分で考えて新入部員の指導をしています。新入部員の方々から「とても解りやすくて楽しいです。」のお声を頂き、新入部員が３年で６名増えました。
　去年の暮れに、奈良市に住む私の従姉妹から「奈良市平城公民館で教室開いたらどう」と誘われ、公民館の方々の支援をいただき、新たに教室を開く事になった次第です。

■　教室の裏話など

1. 指導方法について（私の経験から）
　私の先生はウクレレを弾くのがとても上手く、見本を見せてもらっても全く真似出来ませんでした。基礎練習方法も指導がありませんでしたので、私も最初の４年間は進歩しないと言うか、変な癖が付いてしまいました。また、新入部員が入って来ても周りに溶け込めずに辞める人もいました。
　そこで私は、初心者の方々にもわかり易く、楽しく学べるような場にしたいと考え実践しています。
2. 確立した教本がない
　ウクレレの歴史は浅く、基礎練習の教本が見当たりません。難しいテクニックを見せて閲覧回数を増やそうとするYouTuberを多く見かけますが、私は基礎を習得するための練習が必要だと考え、それを指導する事にしています。

・松川さんへのお問い合わせは奈良西支部「お問い合わせ」にお寄せいただきましたら、支部ホームページ担当から松川さんに伝えます。