金峯山寺
吉野山は古代から世に広く知られた聖域とされました。白鳳時代に役行者が金峯山の山頂にあたる山上ヶ岳で、一千日間の参籠修行されました。
金剛蔵王大権現を感得せられ、修験道のご本尊とされました。
金峯山寺は、皇族貴族から一般民衆に至るまで、修験道の根本道場として大いに栄えることとなりました。
金峯山寺の本堂・蔵王堂は、国宝、世界遺産に登録されています。木造古建築としては、東大寺大仏殿に次ぐ大きさです。
金剛蔵王大権現 は、釈迦・観音・弥勒の三仏が、柔和なお姿を捨て忿怒の形相荒々しいお姿となってお出ましに成られています。
御開帳の期間のみ拝観できます。近頃は、春と秋に拝観出来ます。約７ｍ 三体の像があります。写真撮影不可です。
金峯山寺内部は撮影禁止です。リンク先です。
https://www.kinpusen.or.jp/

吉水神社
源義経・静御前が弁慶らと身を隠した、後醍醐天皇の行宮であり、吉野朝皇居跡、豊臣秀吉が花見の本陣
安土桃山時代、天下を統一した豊臣秀吉公、各地の大名を集め、盛大な花見を開催されたとのことです。
後醍醐天皇を主祭神とし、忠臣の楠木正成公、𠮷水宗信法印公を合祀しています。