第19回『孫市まつり』2023年3月26日

  • 【開催場所】和歌山市本願寺鷺森別院、周辺
  • 【開催日時】2023年3月26日(日)11:00~16:00
  • 小雨でしたが、武者行列、俳優・原田龍二氏の孫市見参の戦国野外劇、鉄砲演舞、講演会などで盛り上がりました。
  • 雑賀孫市は強大な鉄砲傭兵集団、戦国時代、織田信長軍の紀州攻めを蹴散らしました。
  • 雑賀衆(さいかしゅう)は、中世の日本に存在した鉄砲傭兵・地侍集団です、「紀州惣国」もしくは「雑賀惣国」とも呼ばれています。
    中世の紀州で大きい勢力持っていたのは、寺社の僧兵(根来衆)および雑賀衆です。惣国ゆえ著名な戦国大名はおらず現在の共和国でフラットな組織。
    その為和歌山弁に敬語はないと聞いています。
  • 本願寺鷺森別院は、戦国時代織田信長と石山合戦の和議に応じた石山本願寺・顕如上人が鷺森別院に退隠していました。
  • 雑賀孫市は司馬遼太郎氏の歴史小説『尻啖え孫市』があり、映画化もされています。
    歴史ドキュメンタリーでは、織田信長を苦しめた集団として度々登場します。

    (和歌山・石山)

数年前までは真剣演舞もありましたが安全上の観点から現在は開催されていません。(写真は2013年)

 

雑賀孫市ゆかりの地(平井は和歌山市北部、太田はJR和歌山駅 東側です)

 沙也可顕彰碑(和歌浦・紀州東照宮)
沙也可(金忠善)は1592年の文禄の役(壬辰倭乱)で、加藤清正の先鋒として鉄砲隊を率い朝鮮に渡りました。この戦いには理由がないとして朝鮮軍に投降。朝鮮の武将として戦功を立て、正2品の正憲大夫に取り立てられました。子孫は韓国全国に7000人余りいるようです。出自については和歌山県出身などさまざまな説があります。

 

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