鍾馗さんを訪ねて

  • ”鍾馗さん”各地に行ったとき、上を見上げて探しています。
  • 外からやってくる鬼を防ぐのが”鍾馗”さんです。
  • “鬼がわら”は、鬼が”鬼がわら”を見て先客の鬼がいると勘違いして避けてくれる仕掛けだそうです。
  • 近畿地方から中部にかけて、旧家等の屋根にあります。京都発祥の様ですので古くからの交流が伺えます。
  • 京都・奈良が非常に多い地域です。見つけられ写真等頂ければ掲載致します。
  • 残念ながら、和歌山市は和歌山大空襲で和歌山城、和歌山市中心部、工業地帯がほぼ壊滅状態 になり残っていないです。
  • 鍾馗さんは、瓦職人さん手作りです。従いまして皆、表情が違います。
    縁起物です。禍あると破壊されます。一方、製作側も鬼瓦職人減少、瓦も工業化され地域の職人も減少しています。
    新築の家では設置していませんね。私は小さいのを購入して玄関に置きました。たいへん高価でした。
    ————————-
    鍾馗(しょうき)は、主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神です。
  • 京都市内の民家(京町家)など近畿~中部地方では、現在でも大屋根や小屋根の軒先に10~20cm大の瓦製の鍾馗の人形が置いてあるのを見かけることがあります。
    京都との交流で各地に広がったのでしょう。
  • 謂われでは、昔京都三条の薬屋が立派な鬼瓦を葺いたところ向かいの家の住人が突如原因不明の病に倒れました。
    これを薬屋の鬼瓦に跳ね返った悪いものが向かいの家に入ったのが原因と考え、鬼より強い鍾馗を作らせて魔除けに据えたところ住人の病が完治したのが謂れとされています。
    (和歌山・石山)

 

 

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