和歌山市
- 和歌山県北部、紀ノ川河口に位置します。人口約35万人、和歌山県都で中核市です。
- 江戸時代は当時盛んであった海運、近畿の護りで紀州徳川家(徳川御三家)が配置されました。
第8代将軍:吉宗公、第14代将軍:家茂公と、御三家(水戸徳川家・尾張徳川家・紀州徳川家)で将軍を出した唯一の家です。 - 明治以降、有数の都会で鉄道施設、繊維・木材など工業振興、和歌山中学・高等女学校等教育への取り組み等は早い地域でした。
明治初期は全国で6位~8位の人口を有する大都会でした。 - 和歌山県北部沿岸地域は、阪神工業地帯に属し、日本製鉄関西製鉄所、花王、三菱電機、本州化学、ENEOS製油所などの工場やコンビナートがあります。
高度成長期は、重化学工業で活況を呈し、政令指定都市(50万人)を目指していた時期もあります。1985年の 人口 401,352人が、今までのピークでした。 - 和歌山市の加太、雑賀崎、和歌浦 は、瀬戸内海国立公園の一部です。
岩出市 紀の川市 橋本市 かつらぎ町 高野山
・高野山、丹生都比売神社、慈尊院等の地域は『世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されています。
・戦国時代、根来寺は強大な僧兵集団で根来鉄砲衆で、和歌山の鉄砲集団・雑賀衆と共に有名でした。
・Panasonic エナジー社 は、紀の川市に1991年竣工しています。
海南市、有田市、御坊市、由良町、湯浅町、広川町、有田川町、日高町、日高川町、美浜町、印南町
・古くから歴史のある地域です。
・海運の盛んな頃、随分と栄えました。
・湯浅町は、「醤油」発祥の地です。
中国から紀州由良の興国寺に伝わった径山寺味噌が原型となり近くの湯浅に味噌づくりが広がりました。
その工程で滲み出した液体から醤油がつくられるようになったと言い伝えられています 。
・紀伊国屋文左衛門は、湯浅港からミカンを江戸に輸送、一代で巨万の富を築き、晩年は落ちぶれたとのことですが諸説有ります。
南紀 田辺、白浜、古座川町 串本町 那智 本宮 湯の峰
・田辺市、那智、本宮、熊野古道など『世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されています。(和歌山県・三重県・奈良県)
・観光地としては、白浜温泉、椿温泉、古座1枚岩、串本、大島、那智の滝、那智勝浦、新宮、三重県・熊野市、鬼ヶ城などが有ります。
・景観などスケール大きいですが、約1,400万年前の世界最大級熊野カルデラ噴火の名残です。現在は多くが観光地です。
・串本の大島に、トルコ記念館があります。1890年 トルコ軍艦エルトゥールル号、東京からトルコに帰国途中、台風の中大島沖で座礁。
島民の懸命の救助で多くの命が救われました。トルコとの友好が始まり、イラン・イラク戦争では取り残された日本人にトルコ政府が救援機を出しています。
・串本に民間ロケット発射場が出来、白浜にはIT企業の進出が増加しています。(東京羽田~南紀白浜空港 1時間余)
和歌山で、地域の写真御座いましたらメールでお送り下さい。奈和支部ホームページに掲載致します。