【興福寺菩提院大御堂】
五重塔の南東側に位置する子院で、通称「十三鐘」(じゅうさんかね)と呼ばれている隠れた名所です。紅葉がきれいでした。
ここには「十三鐘の石子詰」の伝説があります(あらすじは次の通り)
昔、興福寺菩提院大御堂のそばにあった寺子屋で手習いをしていた三作。大事なお手本を食べられそうになって、思わず投げた文鎮が鹿に当たって殺してしましました。その罪で、死んだ鹿と一緒に生きたまま穴に埋められる「石子詰」の刑に処せられました。三作が「石子詰」にされたのが宵の七つと暮れ六つの間だったので、そこを十三鐘と呼びようになった、ということです。
- 木製の碑(伝説 三作石子詰の旧跡)
- 三作を石子詰の刑に処したと伝承される塚があります
- 鹿よけの門がありますが開けて入れます
- かつて奈良町一帯に鐘の音を響かせていた鐘楼
- お堂(基本的に内部の拝観はできません)
- 菩提院大御堂の説明
(2020.11.12 小西 宏明)
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