【秋篠寺】
このお寺は、奈良時代末期に光仁天皇(第49代)の勅願により、平城宮大極殿西北の高台「秋篠」の地に建立されましたが、平安時代末期に戦火のため主要伽藍の大部分(金堂、東西両塔など)が焼失したとのことです。
現在の本堂(国宝)は、鎌倉時代に元の講堂跡に再興されたもので、奈良時代建築の伝統を活かした純和様建築。本堂内には、有名で珍しい「伎芸天」(重文、容貌端正で福徳・技芸を守護する)が安置されています。
苔庭や雑木林に中には、金堂や東西両塔の跡があり、礎石が残っていました。
(2020.9.13 小西 宏明)
- 拝観入口の「東門」
- 金堂跡がある苔庭
- 国宝の本堂
- 開山堂
- 大元堂
- 西塔跡がある雑木林
- 雑木林と南門(本来の正門)
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