奈良は饅頭発祥の地。室町時代、中国から渡来した林浄因（りんじょういん）は奈良に住み、日本で最初の饅頭を作り、果祖神と言われているそうです。この林浄因を祀っているのが漢國（かんごう）神社内にある「林（りん）神社」（日本で唯一の饅頭の社）です。命日である４月１９日には林浄因の偉業を讃えるとともに、菓子業界の繁栄を祈願する「饅頭祭」が行われます。今年は当日限定の「復刻 奈良饅頭」が販売され、この饅頭を購入する人で長い行列ができ、普段は静かな境内や周辺がとても賑わっていました。

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「饅頭の神様・林神社」（2021年1月投稿）はここをクリックすると見られます！

（2023. 4. 19　小西 宏明）