「てんぐのけんか」
山添村には、幅25m・長さ650mにわたり、岩々が創り出した壮大でとても珍しい景色の「鍋倉渓」があります。この景色の誕生には、次のような昔話があります。
山添村の男の子・タソジをめぐって、山添村・神野山の赤てんぐと伊賀・青葉山の青てんぐがけんかをします。赤てんぐの挑発にのった青てんぐが岩や草を投げ続け、とうとう青葉山ははげ山になってしまします。一方、神野山には草木が生い茂り、ごろごろした岩々が流れるようなとても珍しい景色の「鍋倉渓」ができたということです。
《参考》紙芝居「てんぐのけんか」(資料提供「奈良のむかし話を伝承する会」)
鍋倉渓の実際の写真は次の通りです。(2021年5月撮影)
- 「鍋倉渓」はまるで溶岩の流れのような、非常に珍しい景観。岩の下に地下水が流れているそうです
- 神野山全体を「フォレストパーク神野山」と呼ぶそうです
- 「鍋倉渓」の説明
(2022.8.21 小西 宏明)
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