パナソニック松愛会
奈良東支部
支部長　安本　吉雄

　新年あけましておめでとうございます。奈良東支部の会員の皆様におかれましては、清々しい２０２３年の新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年２０２２年は、パナソニック松愛会設立５０年を記念して数々の行事が開催されました。１１月には記念誌の発行、記念品の配布など、記念の年を実感されたことと思います。記念品のスプーンは、かつて会社で「誕生日祝」としていただいたものを彷彿とさせるもので、懐かしく感じました。
　一方、２０２０年より続く新型コロナ感染症は第８波を数え、オミクロン株の毒性は少し低下したとはいえ、高齢者にとってはまだまだ油断のできないものであります。２０２０年１月に奈良３支部合同の新春懇親会を開催して以来、昨年春までの約２年余りの間、全ての行事は中止せざるを得ませんでしたが、５月１６日には、久しぶりに年次報告会を開催することができました。
おかげさまで約５０名の参加を得て、間々田佳子先生から「顔ヨガで脳を活性化」の講演をいただきました。また１０月２７日には、７６歳以上の会員が約５０名集まり、「健康長寿サロン」を開催し、中山明先生の「高齢者のためのIT講座」の講演の後、昼食会を実施しました。

　本年、２０２３年１月２６日には、ホテル日航奈良にて、３年ぶりの奈良３支部合同の新春懇親会を開催いたします。参加は昨年末までに締め切りましたが、大勢の方の参加申し込みがあり盛会が予想されます。懇親会では、「ニューファーマーズ」の演奏の他、会員１０人に１人の割合で１万円の商品券が当たる抽選会を実施します。
　パナソニック松愛会は、５１年目を迎えますが、最近会員の求めるものが急速に変化しているように感じます。従来は、退職者のほぼ全員が入会しましたが、今では約１割から２割になっています。また、「友愛訪問」では実際に訪問して対面でお話しするのが基本でしたが、最近ではなるべくお会いしない方法での消息確認を希望されます。会員の価値観の多様化と、求めるものの変化に対応した松愛会を模索していきたいと考えています。

本年も松愛会の活動にご支援をお願いしますとともに、今後の松愛会のあり方に関して、会員皆様方の率直なご意見をお寄せくださればと思います。最後になりましたが、会員とご家族の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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