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夢中人・卓球

みえだより2021年11月1日号に掲載
卓球人生!、過去は選手で、今は指導者で!

夢中人:川瀬さん(松阪)取材:林
松阪工場時代に同じ部屋で働いたことのある川瀬さんが、松阪の体育館で子供たちに卓球を教えているとの情報を得て、事前の情報が余り無い状態で、その日の指導をされていた松阪市立第一小学校の体育館を訪問しました。

週に10回ほど(日中も夜間も)卓球を教えている中で、この日は平均年齢66歳の方々の練習風景を参加者の承諾を頂き、取材をさせて頂きました。
午後7時の練習開始前に入念な準備体操があり、その後、卓球台に2名が2組・計4名が対角で打ち合う形式で、ラリーを始めた途端、その打球のスピードと乱れなく同じ場所に打ち返す皆さんの姿に驚きました。

10年前の60代に中部日本大会で3位になられた川瀬さんは、今は奥様と一緒に卓球がうまくなりたい方に教えられているとのことですが、この卓球教室の指導者7名は、過去に大きな大会で優勝、または上位入賞された指導者資格の保有者ばかりだと伺い、優勝を目指し練習されている参加者のレベルの高さに納得した次第です。

新しい入会者があると、将来の為に、まず基礎練習やフォームづくりを徹底的にされ、連続1時間の休憩なしのラリー練習は、卓球大会で勝ち進む為に必要な基礎体力を養う為だそうです。
川瀬さんは「自分の健康維持の為にやっています!」と言われていましたが、実際の練習の場では「全力でうまくなるよう指導する!」という内に秘めた熱い情熱を感じました。(取材:林)


沢山の方々が練習に励んでおられました(右から3人目が川瀬さんです)

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