ブログ

京都歩こう会 第337回 栗栖野を歩く

           京都歩こう会・活動報告
・実施日:2024年5月24日(金)
・天気:曇りのち晴れ  気温: 最低16℃ 最高 30℃ 降水確率 ( 0%, 10% )
・体感: 朝から蒸し暑く、真夏の様相!
・集合場所:京都市営地下鉄東西線・石田駅
・参加人員: 28名
・コースリーダー:松長 誠之
・行 程:
地下鉄東西線 石田駅⇒サンディ小栗栖店⇒明智藪⇒ファミマ小栗栖店⇒吉利倶八幡宮⇒宮道神社⇒勧修寺公園(昼食)⇒中臣公園⇒宮道列子墓⇒坂上田村麻呂墓⇒椥辻駅 (解散)
・距 離: 6.3㎞
・難 度: ☆ (山科川と安祥寺川沿いの神社を訪ね、新緑の風を感じながら歩くコース)
・感 想:
当日は、朝から強い日差しと蒸し暑さで、真夏の感じで、参加された人も28名と多くの方に参加頂きました。
熱中症に気をつけて、小まめな水分補給に努めて日陰を探しながらのウォーキングも結構疲れました! あ~しんど‼

【見どころ】
●栗栖野:
栗栖野は。山科盆地の南西部にある山科川と安祥寺川に挟まれた丘陵台地です。古くから皇室の狩猟場として知られており、御栗栖野 (みくるすの) とも呼ばれている。
●小栗栖街道:
六地蔵北部から山科区勧修寺までの街道。
●明智藪:
「本能寺の変」で織田信長を討ったが「三日天下」で倒れた明智光秀が敗走中、落ち武者狩りに遭ったとされている。光秀最期の地。
●吉利倶八幡宮:
御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。
●宮道神社:
平安時代初期に宇治郡を本拠としていた宮道氏が、祖神である日本武尊・稚武王を祀った神社。
●宮道弥益→列子→胤子→醍醐天皇:
「今昔物語」藤原高藤が鷹狩にきて迷って宮道弥益の館に一泊。娘の列子をみそめる。
高藤は親に激怒されて外出禁止。6年後に山科で再会したら胤子が 生まれていた。
胤子は宇多天皇女御となり、醍醐天皇を産んだ。紫式部は高藤・列子の子孫。

●勧修寺:
真言宗山階派大本山。醍醐天皇の勅願寺。900年(昌泰3)天皇の生母藤原胤子追善のため創建。
●宮道古墳(列子墓):
中臣遺跡にあり、中臣十三塚と呼ばれる古墳群の一つ。古墳時代後期、直径26メートルの円墳で、周囲に空堀。
●中臣遺跡:
山科盆地の南部栗栖野丘陵を取り巻く一帯をいう。この地には、中臣鎌足(614~69)の陶原館があった可能性も指摘されている。
●二宮神社:
・山科一宮=山科神社 ・二宮神社=中臣神社 ・山科三之宮=東野にある ・山科四宮=諸羽神社
《歩こう会・活動風景》

●次回6月28日㈮例会 第338回『二条歴史散策』コース案内こちら

 

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP