1⃣　免疫力向上の為にも筋力アップで冷え対策
この寒い時期、ぶるぶると体が震える事がありますが、それは筋肉がおのずと動いて少しでも体を温めようとしているからです。
実は筋肉は熱生産器官で筋肉を動かすときに熱を発生する為、筋肉が増えると生み出す熱も増え、体温が上がります。体温が上がれば免疫細胞の働きが活発になり免疫力がアップするのです。　
2⃣　60歳以降は筋力の衰えが急加速
年齢と共に筋肉量は減り、60歳ではピーク時の約20％も減少します。コロナ禍で自粛生活ことも筋力低下を加速させます。筋肉の量が減少すると、転倒したり、病気にかかったりするリスクが増えます。筋肉量が多いほど長生きできることもわかってきました。足には体全体の筋肉量の60％～70％が集中しています。その為、筋力アップにはウォーキングや足の運動が効果的です・特に「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎと同様に足先から心臓に戻る血液を送り出す太ももの筋肉を鍛えると、冷え症の改善に効果的です。くれぐれも無理せず、関節のケアも並行して行いましょう。

3⃣　椅子を使ってできる筋力アップ運動
太ももの前側の筋肉を鍛える事で膝が伸び、転倒防止や血流アップ、冷え症・むくみの改善に役立ちます。

運動のやり方
①足が床に着く高さの椅子に浅く腰掛ける
②両手で座面をしっかりつかみ安定させる
③左足のつま先を上に向け、膝が曲がらない様にゆっくり足を伸ばしてあげる
④上げた状態で5秒間保つ
⑤ゆっくり足をもどす
➅右足も同様に左右5回ずつ行う

参考：自分の平熱を知り、健康体温か確認しましょう
https://www.shoai.ne.jp/kyoto/2021/08/09/健康づくり　平熱を知ってますか？/