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第52回「京都・学ぶ会」活動報告

「映画を観よう 映画を語ろう 映画を楽しもう」

● 講   師: 野口 研二様(二条「カフェ セバーグ」店主、映画愛好家)

● テ ー マ: 「映画を観よう 映画を語ろう 映画を楽しもう」

● 日時&場所: 2019年11月25日(月) ラボール京都・4F

● 参加 人数: 38名

 講師の野口研二様は、「カフェ セバーグ」の店主で、大の映画愛好家です。69歳 独身です。神戸生まれですが、父の転勤に伴い小学校から中学校の間に4回も転居、高校生から京都に住まわれました。
 20代は、フリーターをしながら写真の専門学校に入りますが、資金を得るために滋賀の「小川珈琲」でバイトをし、それがきっかけでその後、飲食関係(ケーキ店店長、バーテンダー、ベーカリー販促課長、日本料理店支配人等)の仕事を勤めます。
 2011年から前身の「野村珈琲」で店長勤務、2017年から独立して映画に特化した「カフェ セバーグ」を開店されました。店内は映画関係のポスターやチラシ、パンフレットをはじめとした関連の資料が沢山展示されています。この店の特徴は、関西の映画館12館とコラボして、店の案内チラシを置き、映画チケット半券を持参すると100円引きになるとか、映画好きのお客様から「私の生涯ベスト洋画20」というアンケート(現在45名)を実施するとか、映画好きのマニアが集まる「K氏と映画を語る会」(毎週木曜日)の開催、映画関連資料の委託販売とか、SNSに参加とか、幅広くかつ奥深く映画関連の資料や情報を展示したり発信したりされています。
 今回の講演の企画意図は、青春時代は映画をよく見たが、今は全く見ないという私達の年代の人達に、今一度映画に目を向けて、映画を観て愉しむきっかけ作りになればというものです。京都市内の映画館(シネコン、ミニシアター)の地図入りの紹介、レンタル鑑賞、動画配信等の情報提供もありました。
 最後に、野口様の「私の生涯ベスト映画20」の紹介と「この2,3年のお勧め映画」を一つづつ簡単なあらすじを紹介しながら、映画の魅力を熱っぽく語られました。会員の中には、見た記憶のある映画や俳優が出て来て懐かしく思い起こされた方も多かったと思います。この1年間に1回でも映画を観た人は僅か8人でしたが、今後きっと映画館に足を運ばれる方が増えることを期待しつつ講演を終了しました。映画を観るには、公開10日以内に映画館に足を運ぶことが大事だとアドバイスがありました。それは放映本数が多いからで、後になる程本数が減り、好きな時間帯に見られなくなるからです。さあ!皆さん、映画を観に行こうではありませんか!!

 

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