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常夏の国・タイ訪問記

 松愛会県北有志は昨年の台湾のTAMACO訪問に味を占めて、今年はタイに1年間滞在していた方の案内で5日間行ってきました。11月11日出発で日本は長袖を着ていましたが、機内は寒くて毛布を被っていました。両替レートは空港で100バーツが520円でしたが、市中では449円ほどで、空港では最低限の両替をお勧めします。バンコクは連日30℃越えで屋外に出ると太陽に炙られます。露店の帽子屋さんを見かけて視線が合ったら、頭に載せられて「ボーシ・ボーシ」です。具合が良さそうで、500バーツ(2600円)を100バーツに値切ろうとしましたが、200バーツで妥協しました。ますます薄くなりましたので屋外では重宝しましたが、王宮や寺院では靴を脱いで脱帽してお参りを求められます。

タイではタトゥーを入れた人が多いですが、女性の露出した肩や背中に見かけると思わずドキッとします。バンコク市内の寺院ではカラフルな民族衣装のレンタル屋さんが沢山あり、城崎温泉のレンタル浴衣とはまた異なった趣きがありました。

バンコクは活気に満ちた街ですが交通渋滞が激しく、その合間をトゥクトゥクと呼ばれる電動三輪タクシーやバイクがすり抜けて思わずブレーキを踏みたくなります。荷物はトラックかバイク牽引車で運搬されて、日本のような軽トラは見かけませんでした。移動はBTSと呼ばれる高架の電車網が発達しており、300バーツのカードを購入しただけで、日本のSUICAのように使えて、タクシーを全く使わずに4日間市内を移動できました。日本なら満員の車内に更に押し込みますが、BTSは便数が多くて皆さん1便やり過ごすのに抵抗が無いのが驚きでした。

 

ムエタイと呼ばれるタイ式キックボクシングを観戦しましたが、汗のしぶきが掛かりそうなリングサイド席で迫力満点です。ロープでリング内が良く見えないので、一般席に移動しようとしましたが制止されました。最初はまだあどけなさが残る少年の試合で、メーンイベントに近づくにつれて盛り上がります。ただ言葉が分からないのと、勝者を決めるルールに馴染みが無いのが残念です。

ご当地のSINGHAビールが美味しくて飲みやすいです。昼でも取り合えず大瓶5本をオーダーして、最後は大抵10本近く空いていました。ローカルのお店ではグラスに氷を入れるのがサービスのようで慌ててお断りですが、冷やしたビールが無くなったことがありました。日本料理屋さんも多く最後はあっさりした物を食べたくなり、日本語メニューのうどんを注文しましたが、出てきたのは豚バラチャーシューを乗せたラーメンで、これも美味しかったです。

アユタヤまで行きましたが、今にも崩れ落ちそうなレンガ積みの建物群に圧倒されます。ガジュマルの根に抱かれた仏頭を見てきましたが、偶然の重なりでできあがった産物です。また日本人村では徳川家康の時代に活躍した山田長政のDVDが放映されて、当時の様子が良く分かりました。

 

私は荷物を必要最小限に抑える方針で、今回も行きは手荷物だけでした。帰宅便もそのつもりでしたが、アルコールを持ち帰ることになり、簡単な包装では機内預けで受付されず、他の方のバックにも入りません。指差された所に包装サービスがあり、若い兄ちゃんが段ボール箱をアッと言う間に組立て、テープを幾重にも重ねて手提げ取っ手の完成で100バーツでした。バンコクの電柱は電線と電話線と信号線が混沌として、異様な蜘蛛の巣状態でした。タイは治安も良くフルーツも豊富で、各国の料理と観光客が自然に混じりあって、皆さん親切で良い国です。LINEグループを立ち上げて、来年は何処に行こうかと盛り上がっています。

コメント

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    • 高尾伊津美
    • 2024年 11月 24日

    とても楽しそう!
    何でもネギって買うと聞いていましたが500バーツが200バーツになるなんてビックリです。
    現地に居た方が居られるのは安心ですネ〜

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