芦屋市の岡﨑です。
前回に続き、世界文化遺産に登録されている国宝の「姫路城」の紹介です。
前2回は、リアル姫路城を紹介しましたが、今回は、城外編として、伊勢路にあるミニチュア姫路城を紹介します。
伊勢市の井村さんのお宅のお庭に23分の1のスケールで再現された精巧な模型です。
私は、三重県松阪市へ単身赴任中に、機会あって、2度訪れています。
子供のころから自宅の庭に姫路城を建てるのが夢で、土地探しから始められたというお宅の庭「白鷺宛」には、高さが4.5mの天守閣を中心に、今では現存しない「西の丸・千姫御殿」や「本丸御殿」も昔の文献を調べて再現されていて、姫路市の観光ガイドの方が観察に来られて、本拠地での説明用にと、写真を撮られて帰られたこともあるとか。
城内に配置されている武士や馬のミニチュア像は、奥様の焼かれた陶作品だそうです。
材料費だけで1,800万円はかかったといわれておられて、地元の文化財級にも匹敵すると思われるミニチュア姫路城、伊勢路へお出かけの機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
お庭は解放されていますが、「立ち入りの際は、お宅に一言かけてください」とのことです。
お手隙であれば、井村さんの解説を聞かせていただけます。
(掲載の写真は、2012年6月17日と2018年1月21日に訪れた時のもので、順不同です)
リンクを張るのは控えますが、「ミニ姫路城」で検索すれば、伊勢経済新聞の記事(2007年4月6日付、2008年5月7日付)に詳しい紹介がありますので、ご参照ください。
(文・写真 岡﨑正敏)
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