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【テニス同好会】11月度 活動報告

11月18日(月)、松愛会のテニス関西大会において驚天動地、大驚失色の出来事が起きました。
今回は、関西A 関西B 滋賀 京都南 兵庫 の5チームからそれぞれ7ペア(ダブルス)が参加し、7つのゾーンで各チーム総当たり(すなわち4試合ずつ)をして、その勝ち数を争いました。
我が兵庫チームの過去の戦績は3勝21敗とか良くても5勝23敗など、1勝7敗や1勝5敗とピッチャーの打率程度の勝率で、それはそれは伸び代の大変大きなものでした。

ところが今回は9勝19敗、つまり1勝2敗のペースという弱い時の阪神タイガースに匹敵する、勝率3割越えという大谷の打率並の脅威的な改善で、いつも最下位の兵庫が5チーム中 4位と、成績発表時 70数名の参加者全員が「おぉー」とどよめく驚愕の結果となったのです。
万年ダントツ最下位の兵庫が、百戦錬磨の他チーム相手に何もしないで対戦するのは竹槍でB29を落とそうとするようなもので前途災難、前途絶望であり暗雲低迷は火を見るよりも明らかです。
優勝などという気宇壮大な望みを抱くことは無いにしても、少しでも勝率を上げようと、10月から大会まで、通常の例会に加えて6回の強化練習会を実施しました。

もちろん一朝一夕に技術や体力が向上するはずもなく、「ペアとしての動きとポジショニング」をテーマに一意専心、不撓不屈の精神で橋本部長 久保田副部長の陣頭指揮、叱咤激励の下、一致協力、一致団結、一家団欒を図りました。
そしてつまりは用意周到、準備万端、播但線、全員 明鏡止水の心境で、これ以上することは加持祈祷ぐらいしかないという緊褌一番、臥薪嘗胆、初心貫徹の思いで大会に臨んだわけであります。
各ゾーンでそれぞれ4試合ですから、従来ならば1勝3敗が3~4ペア、残りは0勝4敗というのが今までの通り相場というものです。
ところが先月報告したようにポジショニングのできていた大西・橋本ペアが空前絶後の4勝0敗という前人未到の成績をおさめたのです。

学生時代、バドミントンではありますが大阪府下ベスト8レベルだった大西さんの、「空中を飛んでいるものは何でも叩き落す」強烈なボレー攻撃と、橋本さんの縦横無尽、電光石火、人畜無害、獅子奮迅の大活躍がうまくかみ合い、未来永劫 達成は不可能であろうと思われる全戦全勝という特筆大書すべき前代未聞の結果を残しました。
もう一人ポジショニングのできていた岡田さんも、上記ペアの大活躍の陰に隠れていますが、岡田・長井ペアは2勝2敗という勝率5割の誠に立派な成績でした。この二つのペアで6勝を達成、他の5ペア合計は3勝17敗でいつも通り、昔ながらの伝統的な成績でしたが、トータルとして兵庫チームの汚名返上、名誉挽回(挽回するような名誉は元々ありませんが)というところでしょうか。
為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけり。大器晩成。やればできる子YDK です。(久保田 記)

今まさにサーブを打たんとする橋本さん(奥)と、ネット前で集中する大西さん。

橋本さんのプロネーションの効いたナイスサーブ、普段はこんなにかっこいいサーブは打ちません。
ストレートアタックに備えてラケットをちゃんと上に上げ少しバックハンドに寄せて構える大西さん。

日差しの眩しさに耐えながらサーブする大西さん(右奥)、バックハンドでのポーチに備える橋本さん(左側の前衛)。

フォアサイド側のサーブ(大西さん)はたまたま雲がかかって日差しが陰り、いつものナイスサーブを打つところです。 橋本さんはロブに備えてやや後ろ気味でセンターに寄ってポーチを狙っています。

華麗なバックハンドで獅子奮迅の大活躍の橋本さん。

2勝2敗、勝率5割の成績を残した岡田さん(左)と長井さんペア。

関西Aの長崎さん(右端)・新家さん(左端)ペアに敗れた直後の白田(右から二人目)・久保田ペア。

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