第58回2019「二元展」湯浅さんの“海女さんシリーズ”天王寺美術館に継続出展されました！

期間：令和元年７月２日（火）～７（日）　　　　　　　　　　　　　　

◇今年で５８回展を迎えた「二元展」は、５月東京都美術館、６月愛知県美術館、７月は大阪市立美術館と巡回されており、「２点ひと組の作品」展示がなされていました。
◇湯浅さんの『海女シリーズ』は１０年の歴史を積み上げてこられ、一昨年には「文部科学大臣賞」を受け、その存在観を示しました。今年の作品は『潮音Ⅰ』『潮音Ⅱ』の２点ですが、「雰囲気が変化」したように感じました。いままでは、海女さんの躍動感あふれる・・・「生命力」「力強さ」が前面に出ていましたが、今年の海女さんは、女でもない男でもない、潜る前か後なのか判らない、『悟りの境地』ともいうべき『堂々たる風格』が伝わってきました。
◇赤尾さんいわく「赤系を混ぜながらうまく絵に深みを出しています」と感心することしきりでした。偶然にもスケッチ同好会の杉山さんに出会って解説されていました。
◇JR新今宮駅は中国人観光客で相変わらず溢れています。あの星野リゾートの観光ホテルが３年後の２０２２年４月開業を目指して新今宮で工事が始まりました。なんで「あいりん地区の新今宮なの・・・」とは大阪の人間だけ・・・世の中はドンドン変化しているのです。
◇兵庫東からチョット遠いが、是非、天王寺美術館にもご来場ください。
　令和元年７月２日（火）レポーター　関谷勇