10月28日（月）、アステ川西におきまして一般社団法人　あんしん整理相談センター主催、川西市などの後援で「生前整理・遺品整理セミナー」が開催されました。参加者は25名。

　講演は①行政書士　三坂友章さんの「空き家のまま内部資産を放置しておくとどうなる」では、空き巣被害・周囲への環境悪化や遺品整理サービストラブルなどを。
　②遺品整理士　永井由崇さんの「家族に迷惑を掛けない片付け方」では、社会情勢の変化（少子高齢化や核家族化。ゴミ分別の複雑化など）や遺品整理業者の問題点と被害にあわない方法（電話勧誘・安価な見積もりは要注意）。今、心がけることでは必要以上の寝具（布団）・食器・趣味のコレクションを減らしたり、ペットの世話依頼先を決めるなどを。
　③行政書士　久保昌秀さんの「誰も教えてくれない墓じまいの進め方」では、家族や親族の了承。納骨先（近くのお墓・合祀・霊園塔など）。墓地管理者（寺院・自治体・墓地管理組合など）への事前撤去報告。改葬許可書（お墓のある自治体へ申請）。墓石の撤去とお骨の取り出し（事前に現地を見てくれる業者が望ましい）などを。
　④宅地建物取引士　井川義夫さんの「近所に迷惑を掛けない片付け方」では、雑草・樹木の伐採。空き巣対策（郵便物・遺品の処理）などを心がけ、宅地建物を「売却か。賃貸か。管理するか。」を決め、未登記物件や公募と実測が異なっていないかなどの課題を解決しておくことを学びました。
2019年10月28日　中村位三郎