湯浅さんは、初めての「神輿」の絵を出展・・・そして
赤尾さんが初めて二元会に挑戦されました!
会場:原田の森ギャラリー
令和元年10月9日(水)~14(月)
◇「原田の森ギャラリー」は元県立美術館ですからゆったりと明るい展示施設で非常に見やすいと評判がよいギャラリーです。パンダで有名な王子動物園のそばにあります。湯浅さんの話によれば、今回は公募作品が随分と増えたので、展示コーナーも増設したそうです。そこに赤尾さんの「暖簾シリーズ」が初登場となりました。
◇今回の湯浅さんは、オハコの海女シリーズ『潮音』に加えて、初めて描いたという『喧嘩神輿』の絵を出展されました、お聞きするところ、福井県高浜は関電の原発でも有名になりましたが、「高浜7年祭」(たかはましちねんまつり)は450年の歴史を持つ式年大祭で雄壮な『喧嘩神輿』とか・・・湯浅さんはそこの出身で望郷の念に加えて神輿に心が躍る・・・その威勢のよい神輿の雰囲気を、見事な「湯浅タッチ」で描いたものでした。その力強い作風は神輿とあうものだと見入った次第です。「高浜7年祭」はYouTubeでも見られます。
◇「嵯峨鳥居本」は京都伝統的建造物保存地区です、そこに江戸時代から続く歴史ある老舗料亭の鮎宿『つたや』の“暖簾”に、赤尾さんは目をつけて描いたものでした。講評する審査員の弁は“瓦の丁寧な描き方がいいですね”“描きたいことが明確に伝わってくる絵だ”と絶賛です。しかし、何故か“老舗暖簾は良い”と云う講評までいかないのがものたらない?私でした。
◇皆様におかれましては、兵庫東支部から阪急電車で近い「王子動物園」と「原田の森ギャラリー」にも、是非、お越しになってください。 令和元年10月9日(水)レポーター 関谷勇
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