実施日時:2024年10月6日(日) 10時00分~13時15分
実施場所:黒部市生地
出席者 :支部役員 1名 支部会員 9名 合計 10名
- 今年は、よく知っていながらよく知らない町、清水(しょうず)で有名な地元黒部の「生地の町」をまち歩きガイドさん「松野さん」の案内で歴史を中心に散策しました。
- 天気は出発時は曇りで微風もあり、気持ち良く散策が出来ましたが、昼前からは日差しが強くなり少し汗ばむ天気でした。
- 10時00分に「魚の駅生地」に集合。当日の予定等を連絡し出発しました。
- 弘法大師さまが生地にいらっしゃったとき、錫杖で突かれたところから清水が湧き出たという言い伝えから名付けられた「弘法の清水」。全国的にも珍しい旋回可動橋「生地中橋」。松尾芭蕉翁が越中巡遊の途中、当道場の庭にこんこんと湧き出る清らかな水を見て、「清水庵」と名付けられたという言い伝えがあり、湧出量は生地で最も多く、1分間に600リットル「清水庵の清水」。ここでは、清水(湧き水)は掘る深さにより海水とのまじりあいで、味が違うということを知りました。800年の歴史をもつ古刹「梅澤山専念寺」。天智天皇の時代、700年前後の創建であるといわれている。大変古い歴史をもった「新治神社」。寛喜2年(1230年)に越中国新川郡臼森袖沢池のほとりに建設され、後に顕如上人の法号を受けて、真宗本願寺の末寺として芦崎村に本堂を再建された「龍泉寺」。戦国武将上杉謙信によって発見されたと言われる「生地温泉たなかや」。たなかやの周囲は元花街で、中には茶室の離れがあり花魁が鎮座していたそうです。古き良き時代が垣間見られました。上杉謙信が自らの手で植えて行ったと言い伝えられている黒松「謙信手植えの松」。嘉永3年に加賀藩が外国船からの海防のため設置された「生地台場跡」。戦後、漁船の近代化による遠距離化などから造られ、今では県内で一番古い沿岸燈台「航路標識生地鼻灯台」を1時間40分、6400歩かけて散策しました。
- 昼食は北洋の館でサンマ漁船・恵比須丸が獲り、素早く洋上凍結した鮮度抜群のサンマ定食をいただきました。
- 昼食後は海岸沿いを魚の駅生地を目指し、楽しく駄弁りながら30分2600歩ひたすら歩きました。
- 生地の街の歴史散策でしたが、あまり知識のない我々には、少し難しい内容でした。
- またこういう機会を増やし地元の歴史を少しでも理解していきたいものです。
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