第280回くらわん会 2019年 9月例会

アサヒビール吹田工場を見学

280回 くらわん会例会 2019年9月3日(火)

〈行程〉阪急千里線・柴島駅⇒ 法華寺(集合) ⇒ 柴島浄水場 ⇒ 崇禅寺 ⇒ 淡路公園 ⇒
 神崎川歩道橋 ⇒ 中の島公園(昼食) ⇒ アサヒビール(工場見学)自由解散⇒ JR吹田駅
〈距離〉約6km  〈参加者〉 120名

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◆阪急千里線 柴島駅前 法華寺集合

 夏のくらわん会定番のビール工場見学は、昨年度台風の影響で中止となったアサヒビール吹田工場である。
 集合場所は阪急千里線・柴島駅前にある法華寺の駐車場に120名ものアルコール好きを中心にこの炎天下、元気印が集合した。
 因みにこの柴島(くにじま)は、十三(じゅうそう)などと共に難読地名の一つである。
 朝会では山内会長から「この炎天下くれぐれも水分補給を忘れずに!」との挨拶に続き、

回数表彰6名の紹介、枚方北・松川さんの新入会員挨拶があった。その後、岩爪リーダから「暑いので詳細説明は省略」との参加者の心中を察した暖かい?挨拶、次回コースリーダの内田さんから来月の伊丹空港コース説明があり、短い朝会が終った。
 最初の休憩地である崇禅寺に向けて集団が出発。阪急千里線を横切り柴島浄水場を右手に見ながら暫く進み右折し暫くすると、立派な塀に囲まれた崇禅寺が見えてきた。伊丹空港が近いので上空をひっきりなしに飛行機が飛び交う。

◆崇禅寺(休憩)から 淡路公園(休憩)へ

 崇禅寺は曹洞宗の仏教寺院で天平年間、行基によって創建されたとされ、細川ガラシャの菩提寺でもある。ここで最初の水分補給休憩。淡路の住宅街を小一時間ほど歩くと、東海道新幹線の高架下近くに2回目の休憩地淡路公園がある。

9月に入ったが今日の直射日光の陽射しは強烈である。たまに吹き抜ける風は気持良いが、流石の元気印も公園内の椅子や囲いに腰を下ろし、水分補給に努める人が多い。

◆神崎川歩道橋(緑風橋)から 中の島公園(昼食)

 淡路公園出発後、新幹線の高架下を潜り新大阪と八尾市の久宝寺駅を結ぶJR西日本の“おおさか東線”を左手に見ながら500mほど進むと、神崎川の土手にぶつかる。川沿いの道に出るのに幅の狭い階段があり、そこは一寸した交通渋滞のようで一列に並んで階段を登る。  神崎川にかかる歩道橋を渡ると、そこは待ちに待った昼食場所の中の島公園。日陰を求めてまっしぐら。食事より暑さのためビールでまずは喉を潤す。

午後の工場での試飲があるのに「もう飲むの?」 「中の島公園」は1956年(昭和31年)建設で、野球場、プール、テニスコート、遊具広場、一周650mの遊歩道などを備えた甲子園球場のグラウンド4個以上の6.4haの広さを有する大きな公園である。  真夏日に発生したトラブルで勉強になったことが一つ。脱水症状が発生し得ることを考慮し、医薬品携行係は“経口補水液”を携行することが必要であると痛感した。

◆アサヒビール見学を終え JR吹田駅にて解散

 予約時間に合わせて中の島公園を13時前に出発。30分ほどで吹田駅前にある巨大なタンクが林立する工場に到着。 ホールで“アサヒスーパードライ”の誕生物語のビデオを視聴後2グループに分かれ、係の案内により見学開始。  お客様に満足をお届けするために、機器による検査だけでなく、官能検査では2ℓ/1人(1日)を行っている。人がほとんどいない自動化された工場で、コンベア上を凄い速さで流れる製造工程を目の当たりにして、久しぶりにものづくり現場の面白さ、凄さを堪能した。
ここでクイズです。
①350㎖の缶ビールを1分間で何缶生産しているか?
 答は、1,500缶/1分(手拍子1秒で25缶)生産

②巨大なタンクのビールは350㎖缶を1缶/1日飲むとして、何年間飲めるでしょうか?
 答は、何と4,000年分入っています。
因みに夏場は毎日タンク4本分を出荷しているとのこと。
 40分ほどの工場見学も終わり、残るはお楽しみの試飲タイム。案内係から「20分で3杯まで」と釘を刺され(但し一杯目だけプレミアムビール)、急いで飲み始める人もあれば、我関せずの心境で悠然と味を嗜む人もいて、会場は笑顔が絶えず楽しい雰囲気に包まれた。新鮮なビールを3杯以上飲まれた人も、かなりいたのではなかろうか?  試飲後に自由解散、ギフトショップでお土産などを購入し、大半の方はJR 吹田駅へ向かわれ帰途に就いた。

<写真:梅原、吉川、徳田、永井、中溝、松島 HP作成:梅原、徳田(50音順)>

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