渡船場めぐり(懐 古)
269回 くらわん会例会 2018年10月2日(火)
〈行程〉地下鉄玉出駅 ⇒ 玉出西公園(集合) ⇒ 千本松渡船場 ⇒ 鶴町中央公園(昼食)⇒ 千歳渡船場 ⇒ 泉尾公園
⇒東尾上公園(一次解散)⇒ 各自地下鉄大正駅・JR大正駅
〈距離〉約8km 〈参加者〉 115名
◆玉出西公園に集合
9月の例会は台風21号の影響で中止となった。今回も台風24号の影響を心配したが、1日の早朝に東日本の方に移動して、快晴であった。地下鉄四ツ橋線玉出駅から玉出西公園までは600メートルくらいあるが、案内担当から「あの集団について行って!」と言われついて行ったが、その前の集団が道に迷い、「高速道路近くまで行かされた。同じように指示してほしい!」との苦言を聞かされた。世話役の一員として申し訳なく感じ、気を付けなければと反省した。
玉出西公園は駅から5分くらい掛かるとの思いで、朝会は10時8分から行われた。山内会長より「9月例会中止の反省の元、中止を判断する条件を来年の年間計画表に明示する」旨、説明された。その後、恒例の多数回表彰・今回のコース説明・11月の注意点(九条駅は先頭の方から下車)を伝えた。
その後で、世話役の山崎さんからのプレゼントを希望者の方にじゃんけんで決めた。今回の歩行距離は8kmであり、中島さんの指導で準備体操をし、最初の渡船場である千本松渡船場に向け出発した。
玉出西公園を出て、阪神高速15号堺線の高架下をくくり、右折した後、千本松交番前を左折してまっすぐ進むと、千本松渡船場に突き当たる。渡船場の手前はゴミの不法投棄が多く、夜の治安を心配した。高さ33メートルの高架橋は人も通れるが、螺旋状の道を上るだけでも大変な労力で車でないと無理。その為の渡船であり生活に溶け込んでいると感じた。大阪市のマークが付いていて、どこかの外部業者に委託しているのだろうが、船員の方は丁寧な対応で、2回に分けピストン輸送してくれた。感謝!
◆鶴町中央公園に向かいます
乗船時間は5分足らずで波も穏やかで、少しは休息できた。電車の中にあるような手すりが、渡し船の船内上部にあり新鮮に感じた。下船して一路鶴町中央公園に向かった。この道は巾も広く歩道も充分にあり、大変歩きやすい道である。
途中、大きなクボタの工場がありその前には専用の信号機もついていた。世話役は信号の度に列が別れるのを気にしながらの行進である。 11時50分に鶴町中央公園に到着し、12時40分まで昼食休憩である。
◆鶴町中央公園で昼食し千歳渡船場へ
次の千歳渡船場は13時発であり、その時間に合わせて時間設定された。昼食中は鶴町小学校の運動会の音楽が聞こえてきて、わくわく感もあった。
そこから、千歳渡船場までは15分くらいで到着し、ここも2組に分かれて乗船した。ここの船は千本松渡船場の船より少し大きく定員も10名ほど多い。また透明なアクリル板が貼られて、水しぶき除けになっている。
◆泉尾公園で一時休憩
下船すると、疲れ気味の会員十数名はバスで最寄りの駅まで移動するために、一行から分かれた。次のトイレ休憩場である、泉尾公園に向かって住宅街を進む。泉尾公園は台風21号の影響で大木が倒れ、沢山の枝が折れていて痛々しく感じた。まだ公園整備に手が回らない様子である。水分補給を済ませ、一次解散場所である、大正駅近くの泉尾上公園に向かった。途中千林商店街に似た泉尾中一商店街があり、通り過ぎ右折し、その先左側にある泉尾上公園で一次解散となった。
◆JR・地下鉄の大正駅へ
泉尾上公園から20m程で大きな大正通りに出て、左折するとその先に、JR大正駅が見える。その右側に、地下鉄大正駅がある。
それぞれJR・地下鉄の大正駅に向かった。昼食休憩が短かった為か、飲み足らない人は、次の飲み会に向かった。
◆大阪市による公営渡船について
大阪市南西部は河川や運河などの水路が縦横に走っており、また河川舟運が盛んで架橋が困難だったため、古くから市による公営渡船が多数運航されてきた。各河川・港湾への架橋進展に伴いその多くが廃止されたが、現在でも8航路が、主に大阪市建設局西部方面管理事務所により運航されている(木津川渡のみ市港湾局)。
繁華街や観光地では見られない、普段着の大阪に触れることができるスポットとして、静かな人気を呼んでいる。最近では渡船乗り場への案内看板(船体側面の絵と乗り場を書いた看板)や乗り場の表示看板(船体の正面と水鳥の飛んでいる絵の看板)も作られている。
◆千本松渡船場の概要
大正区南恩加島1丁目~西成区南津守5丁目
日中15分毎。橋は千本松大橋が対応。船は「はるかぜ」、「ちづる」が就航している。
◆千歳渡船場の概要 大正区北恩加島2丁目~大正区鶴町4丁目
日中20分毎。橋は千歳橋が対応。船は「はまかぜ」が就航している。
写真:梅原、吉川、中溝、松島、永井 HP作成:永井