琵琶湖湖畔『清 涼』
266回 くらわん会例会 2018年7月3日(火)
〈行程〉JR大津京駅(集合) ⇒ 近江神宮 ⇒ 柳ヶ崎湖畔公園(びわ湖大津館)⇒ 尾花川公園(昼食・一次解散)
⇒ 三井寺 ⇒ 長等神社 ⇒ 長等公園 ⇒ JR大津駅
〈距離〉約8km 〈参加者〉 109名
◆JR大津京駅に集合
台風7号が九州を暴れているニュースの最中、大津のお空は、うっすら曇り空の下、JR大津京駅裏の空地に109人が集まった。
大津京の駅名は10年前までは西大津でした。住民運動で2008年3月に変更されました。その時JR駅の案内表示板や券売機のソフト修正などに凡そ2億円の費用が必要な処、大津市は1億1千万円を負担したそうです。
駅前で止まっていた江若バスの区間表示の片方が大津京駅なのに、バス停が西大津になっていました。
恒例の山内会長の挨拶で朝会が始まり、多数回表彰では30回参加を迎えられた仲間の倉富さんが表彰された。 恒例の山内会長の挨拶で朝会が始まり、多数回表彰では30回参加を迎えられた仲間の倉富さんが表彰された。
岩爪リーダーから本日のコース説明を、齊藤リーダーから次月の淀川たそがれウオークの案内があり、その後、中島さんのリードで準備のストレッチ体操で体をほぐす。本日の最高気温30度を超える薄曇りの空の下、JR大津京駅を出発した。
◆錦織 大津宮跡・近江神宮に向かう
大津京は大化改新(645年)で活躍をした中大兄皇子(天智天皇)が667年に遷都してから672年に亡くなる迄の短命の都です。1974年に錦織の住宅地で大規模な堀立柱建物跡が発見され、内裏の南門と判明した。宮跡は1979年に国指定史蹟になった。
大津京駅を出発をして30分余りで近江神宮参道に到着。二の鳥居をくぐり、桜門を通り抜けて 外拝殿に着きました。近江神宮は天智天皇をお祀りしています。
開運への導きの神、産業・文化・学問の神として宗敬が深く、最近ではアニメや映画の「ちはやふる」を見て訪れる人がふえています。
境内には 漏刻(天智天皇創始の水時計)や日時計や中国古代火時計や時節の茅の輪がありました。無事に夏の暑さを乗り越え、元気に何事もなく、無病息災を願って「茅の輪くぐり」をしている人を見ました。
参拝・休憩をしたのち 次の訪問地 柳が崎湖畔公園を目指して 石段をおりました。
◆柳ヶ崎湖畔公園で一時休憩
近江神宮をあとに神宮道を湖畔方面に歩き、柳が埼交差点から涼しい緑道を進んでいくと柳が埼湖畔公園に到着 一時休憩をしました。
びわ湖大津館は 昭和天皇やヘレンケラー、ジョン・ウェインなどの著名人が宿泊をして、湖国の迎賓館と称された旧琵琶湖ホテルを保存改修し、2002年に湖を見渡せる文化施設として誕生。
館内には湖を窓から眺めながら食事ができるレストラン・売店・イベントホールがあります。結婚式場としても利用されています。
冷房が効いたクラシカルでモダンな雰囲気が漂う館内で とても贅沢な休憩時間を過ごせました。
◆尾花川公園で昼食
びわ湖湖畔公園を出てから30分ほど歩いて尾花川公園に到着。
びわ湖競艇場の緩和帯として1954年に開設された公園は広い芝生広場や遊具があります。あちらこちらの日陰を探してグループ毎に昼食休憩を楽しみました。
昼食後集合し、岩爪リーダーから三井寺駅から帰宅するコースと三井寺に向かうコースの説明があり、尾花川公園で一次解散をしました。30数名の人が三井寺駅に、残りの人は三井寺に向かって歩き出しました。
◆三井寺にて休憩
尾花川公園を出て、約30分後に三井寺に到着。天台寺門宗の総本山三井寺は正式名称を長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)と言います。三井の晩鐘や西国14番札所でも有名です。
境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)がある。
井戸があることから「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになったそうです。
入山料がいるので 門前で休憩ののち、京阪・三井寺駅から帰宅する人達と別れて長等神社に向かいました。
◆長等神社⇒長等公園⇒JR大津駅
長等神社に到着。
長等神社は667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする1300年の歴史を持つ神社。お参りをして心を癒したたり、門前で疲れを癒した後 次の目的地 長等公園に向かった。
長等公園に着いて休憩をしたのち 疲れた身体を励ましながら「JR大津駅」に向かう途中 長等一交差点で「京阪上栄町駅」に向かう20数名の人たちと別れました。
JR大津駅に14時ごろ到着しました。お疲れさまでした。
<写真:松島、中溝、永井、吉川 HP作成:安藤>