灘三郷(酒蔵めぐり)
261回 くらわん会例会 2018年2月6日(火)
〈行程〉阪神 魚崎駅 ⇒浜福鶴酒造 ⇒白鶴酒造 ⇒石屋川公園(昼食)⇒酒心館
⇒沢の鶴酒造資料館 ⇒阪神 大石駅
〈距離〉約8km 〈参加者〉 107名
◆阪神 魚崎駅に集合し、酒蔵めぐり
今回は日本を代表する酒どころ『灘五郷』(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)の「魚崎郷、御影郷、西郷(ニシゴウ)」をめぐる灘三郷めぐりです。灘三郷は、2008年2月・2013年2月に、西宮郷も2017年2月に実施しました。阪神電車 魚崎駅から約5分下ったところにある「魚崎郷清流プラザ」横の「住吉川公園」に集合です。
今日は最低気温が氷点下になり住吉川の一部も氷も残る寒さでしたが107名の参加です。朝会では30回参加の椛田坦をはじめ、先月お休みの林博司(30回)、内田正美(12回)の回数表彰がありました。新入会員5名の紹介の後、今回のコース説明、次回のコース案内などがあり、10時15分に最初の目的地である「浜福鶴酒造」に向け出発しました。
◆浜福鶴酒造 吟醸工房・白鶴酒造資料館
櫻正宗記念館「櫻宴」(定休日)の横を通り、酒蔵の景色を見ながら約30分程度で「浜福鶴酒造」に到着しました。「浜福鶴・吟醸工房」は、阪神大震災後、地域貢献のために見学酒蔵として再生されました。先ず2階に上がり、酒造りの工程の説明がありました。 説明時間は10分の予定でしたが、20分ほどになり丁寧に説明していただきました。その後、1階へ降り、何度も生酒の試飲される方、昼食用のお酒やおみやげを購入される方、外の大樽に入って写真を撮られる方など、みなさんそれぞれで非常に楽しめました。
11時過ぎに「浜福鶴酒造」を出発です。
「菊正宗」の横を通り、約15分程度で「白鶴酒造」に到着しました。「白鶴酒造」は1743年創業で伝統を重んじつつ、新技術・設備の導入を積極的に行っているそうです。
「白鶴酒造資料館」では、酒造り工程の展示を見ました。きき酒コーナーは、海外の方も含め見学者が多く長い行列のなか、純米原酒・梅酒などの試飲を楽しめました。ここでも買い物される方が多かったです。 はくちゃん(pepper)は今日はお休みでした。「白鶴酒造資料館」から、昼食場所である「石屋川公園」に向かいます。
◆楽しみな昼食・処女塚古墳から神戸酒心館へ
「白鶴酒造資料館」から、北へ向かい阪神電車の高架を過ぎ、国道2号線の方へ続くだらだら上り坂を進みます。日向では暖かいですが、風が冷たく大変でした。さらに2号線から、西へ向かい「御影高校」の脇を通り、「御影公会堂」が見えてきた時はやっと昼食だと元気もでてきました。昼食場所である「石屋川公園」に12時過ぎに到着しました。小川には、まだ氷が残るほどの寒さでした。
しかし、日差しが温かく昼食を楽しめました。試飲が呼び水になったか、お酒を飲まれる方も多く見受けられました。
昼食後12時50分に「石屋川公園」を出発しました。国道2号線を西へ進み左へ曲がりさらに進むと、左手に処女塚(おとめつか)古墳が見えてきました。 処女塚古墳に登り、5分程度進むと「神戸酒心館」が見えてきました。
◆「神戸酒心館」と「沢の鶴資料館」
「神戸酒心館」は、2012年山中教授ノーベル賞授賞式の晩餐会で提供された「福寿」が作られています。蔵の料亭「さかばやし」も有名です。ここでも試飲や、買い物を楽しみました。最後の目的地である「沢の鶴資料館」で出発です。上は湾岸線、左は神戸製鋼の工場、右は大型トラックが多く通行する道を西へ進んでいきます。14時ころ「沢の鶴資料館」に到着しました。
「昔の酒蔵」沢の鶴資料館は酒造りの歴史を現代に伝えるために昭和53年に公開されました。ここで最後の試飲と買い物を楽しみました。お店の方はお勧め上手で、試飲を何杯もお替りする方も見られました。「沢の鶴資料館」を出て阪神電車・大石駅へ向かい、15時ごろ解散しました。 参加された方は、お疲れさまでした。来月の山田池公園(観梅)もよろしくお願いします。
写真:吉川、永井、中溝、松島 記事&HP作成:松島