住吉大社(初 詣)
260回 くらわん会例会 2018年1月9日(火)
〈行程〉南海本線・住吉大社駅 ⇒ 住吉公園(朝会)⇒ 高灯籠 ⇒ 住吉大社(参拝)
⇒ 生根(いくね)神社 ⇒ 万代池公園(昼食)⇒ 南海本線・帝塚山駅(解散)
〈距離〉約5km 〈参加者〉 112名
◆住吉大社駅⇒住吉公園(朝会)⇒高灯籠
前夜来の雨が明け方まで降り止まず、寒い朝を迎えるが、幸い6時頃には晴れてくる。元旦の山田神社のおみくじは「大吉」であり、今日の幸運を期待する。
くらわん会1月例会は毎回初詣。これまで京都方面が多かったが、今年は全国住吉社の総本山である大阪市の住吉大社を参拝。枚方から約1時間、南海本線・住吉大社駅に集合。駅の西側の花鳥が綺麗な住吉公園で朝会。 嬉しいことに、会員のPR効果もあり初参加が10名もあり、幸運のスタートを切る。
公園内を散策後、鎌倉時代に創建されたという日本最古の灯台「高灯籠」を見学。以前は200m西寄りにあり、史跡として復元移築されたもので高さは21mある。
内部は資料館として解放されているが、日曜しか開館されてなく、筆者は昨年末の日曜に下見を行った。高燈籠に関する歴史的資料等が詳しく展示されており、また塔内の螺旋階段で燈火台まで登れ、眼下に広がる住吉公園一帯を俯瞰することができる。
◆住吉大社(参拝)⇒生根神社
お祓い、航海安全、和歌、農耕の神様で、全国 2300余社の住吉神社の総本宮であり、今年の初詣は約250 万人と報道された住吉大社。今日は三が日も終わり平日とあって、境内はやや静けさを取り戻しつつある。
最初に目に入るのは、有名な太鼓橋とも呼ばれる反橋(そりばし)。昔はこの橋の近くまで大阪湾の波が押し寄せていたという。 約1時間境内の自由散策です。
第一本宮から順に第四本宮までお参りする会員の皆さんはどんなお祈りをしたのだろう。日本が長いトンネルを抜けて明るく安全な国になることをお祈りしただろうか。
住吉大社参拝後は隣接する生根(いくね)神社を参拝。参拝者も殆どなく、ひっそりしている。住吉大社の創建以前から鎮座するというが、創建は不詳ということらしい。
◆万代池公園(昼食)⇒一次解散
生根神社を後にして、今なお路面電車(阪堺電気軌道)が走る道に沿って万代池公園に向かう。道は狭くはないが、歩道は一般の歩行者、自転車なども通っているので2列になり進む。 約30分の歩行で万代池公園に到着。池の周囲は約700m。万代池の歴史ははっきりしないが、上町台地の浸食した谷をせき止めて作られたといわれている。「聖徳太子が曼陀羅経をあげて、池に棲む魔物を鎮めた」という言い伝えから「まんだら池」が転じて万代池という名称になったと伝えられている。
明治時代までは灌漑池として利用されていた。 大阪市は池とその周辺4.4haを整備し、1940年6月に万代池公園として開園させた。池を取り囲むように桜の木が植えられている。万代池公園の桜は、近隣では花見の名所として知られている。 ここでゆっくりと昼食休憩1時間を過ごし、昼食後は自由解散となり、南海本線・帝塚山駅等から枚方へ向かう。出発地点の住吉大社駅からは一駅であり、本日の歩行距離は5km程度と少なく、疲れは特には感じない。
◆一次解散後は?
時間も早く歩き足りないと感じた方も多く、筆者の聞いた範囲では、下記の様な所を訪問された様である。
・帝塚山の地名の由来になった帝塚山古墳見学
(埋葬者は不詳)
・十日戎開催中の今宮戎神社参拝
・枚方近郊の成田山や意賀美神社他の参拝
・馴染みの喫茶店や酒場での新年会
皆様、今年も元気で歩きましょう!
<取材> 吉川、冨田、中溝、松島 <HP作成> 吉川