第254回くらわん会 2017年 7月例会

サントリー(ビール)

254回 くらわん会例会 2017年7月4日(火)

〈行程〉阪急長岡天神駅 ⇒ 新田公園(集合) ⇒ 乙訓寺(休憩)⇒ 小倉山荘本店(休憩)
 ⇒ 長岡天満宮(昼食)⇒ サントリーブルワリー(ビール醸造所)(見学後解散)⇒ 阪急長岡天神駅)
〈距離〉約7km  〈参加者〉 93名

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◆「長岡天神駅」近くの「新田公園」に集合

 台風3号接近の影響による曇天の中、午後から雨という天気予報を気にしながら、阪急「長岡天神駅」から5分位の「新田公園」に10時頃に集合した。天候不良のせいか、参加者は93名で通常より若干少なめであった。  山内会長の挨拶のあと、多数回参加者の表彰と初参加者(2名)の紹介がが行われた。特に200回達成者が1人おられたのは驚きであった。200回というと15年以上参加されていることになる。

次いで岩爪リーダによる今回のコース案内と、井上リーダによる次回のコース紹介・注意点の説明が行われ、10時15分頃「新田公園」を出発し、最初の休憩地である「乙訓寺(おとくにでら)」へ向かった。  途中、市街地の平坦な道を北上し、国道67号線の「今里交差点」付近で信号待ちとなった。この交差点を渡り、左折して少し行くと、ほどなく「乙訓寺」に到着した。「新田公園」を出発してから25分ほど経っていた。

◆乙訓寺」で休憩

 蒸し暑い中を歩いたので「乙訓寺」に到着すると、各自汗をぬぐって休憩をとった。湿度が高いと余計に疲労を感じるものである。寺では、境内の見学や参拝など、それぞれ思い思いに当寺を観賞した。  「乙訓寺」は真言宗豊山派の寺院で、長谷寺の末寺である。推古天皇の勅願で聖徳太子が開いたといわれる乙訓地方最古の寺である。弘仁2年(811)に、空海(弘法大師)が寺の別当に任じられており、弘仁3年10月27日に、天台宗の最澄(伝教大師)が訪ねてきて、

 二人で密教について法論を交わしたという記録が残っている。また、ボタンの寺としても有名で、その昔、本山である長谷寺からボタン2株を寄進されたのが始まりとされ、毎年、4月下旬から5月上旬にかけて約2000株のボタンが境内いっぱいに咲き誇るという。本日は時期外れで、ボタンが見られなかったのは残念であった。
 寺で20分ほど休憩をとり、11時頃、せんべい・おかき専門店の「小倉山荘」本店に向けて出発した。

◆「小倉山荘」本店で買物

 「乙訓寺」から10分ほどで「小倉山荘」本店に到着。入口には七夕の笹が飾られており、7月の風情を感じさせてくれ、外の曇天模様とは異なる別世界に入ったようであった。
 店内では、日本情緒あふれる、せんべい、おかき等の商品が展示・販売されていた。

販売員の方による冷たい「緑茶」「ほうじ茶」の無料サービスで、汗も吹き飛び、大変涼しく感じられた。会員も店員の方と相談しつつ、この機会にと、おかき等の商品を購入されていた。ここで20分休憩をとり、11時30分頃、昼食場所である「長岡天満宮」に向け出発した。

◆「長岡天満宮」の「八条ヶ池」周辺で昼食

「小倉山荘」本店から、途中小雨が降り出す中、「文化センター通り」を30分ほど掛けて「八条ヶ池交差点」まで歩いた。「八条ヶ池交差点」から南は「丹波街道」になっており、東側には雄大な「八条ヶ池」が広がっている。この付近は「長岡天満宮」の境内である。
 「八条ヶ池」周辺に全員が集合し、ここで一次解散となった。時間は丁度正午頃となっており、昼食タイム開始である。大半の方は池周辺で昼食をされていたが、境内の奥まで行って昼食されている会員もいた。

近くには「長岡天満宮正面の大鳥居」があり、大鳥居付近から見る「八条ヶ池」の風景、「八条ヶ池水上橋」や「六角舎」は絶景である。
 約1時間の昼食休憩をとった後、本日の最終目的地である「サントリービール工場」に向けて出発した。この頃には雨が降ったり止んだりして、歩くには非常に煩わしい天候となっていた。最寄りの駅より交通機関を利用して「サントリービール工場」に向かった会員もいたようである。

~「長岡天満宮」について~
 長岡は、菅原道真公が生前に在原業平らと共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところである。菅原道真公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだ縁故によって、菅原道真公ご自作の木像をお祀りしたのが「長岡天満宮」の創立である。爾来皇室の崇敬篤く度々の御寄進御造営をうけ、寛永15年(1638)には八条宮智仁親王によって「八条ヶ池」が築造された。

◆「サントリービール工場」の見学

 「八条ヶ池」沿いの「丹波街道」を30分ほど歩き、阪急京都線のガード下と交差する道を少し行くと、「サントリービール工場」に到着した。煩わしい天候のせいか、かなりの時間を歩いたように思われた。工場のロビーでの人員確認の結果、77名の会員の参加が確認された。
 1回の見学人数が46名に制限されていたため、14時30分のツアー(46名)と15時15分のツアー(31名)に分けて見学した。見学時間はそれぞれ70分である。まず、別室でビールの原料、麦芽・ホップ・天然水の紹介と説明があった後、工場内移動バスで製造現場に移動し、製造行程の見学を行った。「仕込」工程では、仕込設備を間近で見ることができる。

釜を手で触れることができたので熱気も確認できた。次に「発酵」「貯酒」「ろ過」「パッケージング」の各工程を見学し、一連の製造工程を理解することができた。「ザ・プレミアム・モルツ」瓶ビールの製造は、ここ京都工場だけだそうである。また、併設されているショップでは、工場出荷直送による新鮮なビールも予約可能となっており、工場ならではのメリットである。
 製造工程見学のあとは、試飲タイムとなり、各自3種のビールを試飲しほっと一息、味比べを楽しむことができた。  アルコールが入り良い気分となったところで、散会となり、各自帰路についた。

<写真>中溝、永井、松島、福本 <取材>福本 <HP作成>宮元

◆くらわん会創始者の原 求さんが、本年5月に卒寿を迎えられました。

 7月例会終了後「がんこ枚方」に場所を移し、くらわん会関係者約50名が参集し、祝賀会を開催させて頂きました。お祝いの様子を下記に報告させて頂きます。<祝賀会発起人:勝川、吉川>

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