支部長あいさつ 2024年6月

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2024年6月 枚方南支部 支部長の挨拶

  中島 支部長

 日頃はパナソニック松愛会枚方南支部の活動にご理解・ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
 鬱陶しい梅雨が近づいています。5月末に降った強い雨も梅雨前線の影響といわれ、梅雨の走りのようです。時節柄、お体をご自愛願います。

 本日は、6月2日に開催される「年次支部大会」の議案書に記載している支部の運営方法について、少し説明させていただきます。

 支部会員の皆さんに議案書の事前確認をお願いしたところ、これまでに109名もの方々から、議案に対する賛否やご意見・ご質問を頂戴しました。その中で支部長として気になったことは、支部の運営に関するご意見が多かったということです。紙面スペースの関係で十分に説明できなかったことに起因していると考えています。

 支部運営に関する変更点は、2点です。ブロック制の導入と、支部役員サポーターの任命です。

a) ブロック制について
 コロナが猛威をふるっていたころ、ある支部役員が体調を崩しました。原因はやはりコロナでした。中島がフォローさせていただきましたが、支部役員の中に二人目・三人目のコロナ患者が発生したら、どう対処するか、非常に対応の難しい問題です。また、ちょうど6年前に大阪北部地震がありました。被害にあわれた方は非常にたくさんいらっしゃいましたが、被害は比較的軽くすみ、支部会員・ご家族にけがをされた方もいらっしゃらないと聞いています。しかし、今年の能登半島地震や2016年の熊本地震程度のものが近く(例えば生駒山系)で発生すると、大きな影響を受けることは必須です。また南海トラフで大地震が発生すると、支部周辺にとどまらず、大変なことになります。

 そのための準備としてのブロック制であり、緊急時に近隣の支部役員が「相互に役割を補完」とさせていただきました。そして、その主目的は担当する会員の皆さまとのコンタクトです。何も機能させずに済めばよいのですが、その準備をしておく必要があるという判断です。

 しかし、良いことばかりではありません。会員の皆さんが気にされる個人情報(住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス等)に触れる支部役員が増えることになります。とはいえ支部役員をしていただいている方々は、モラルの高い方ばかりですので、問題ないと考えています。友愛活動の実施方法やデータの管理方法等について、情報交換できる場にもなり、良い方向に進むのではないかと期待しています。

 なお、ブロック制が意図する緊急事態への対応は、担当地区(班)にとどまらず、支部全体で最低限準備する必要のあるレベルをクリアすることが重要であり、常に支部運営の際に考慮すべきこととして、支部規約に入れさせていただきました。

b) 支部役員サポーターの任命について
 支部役員の担当業務は、担当区域の会員を把握するとともに、支部長を補佐して支部活動の推進に協力することと規定されています。サポーターは、その一部をサポートします。

 具体的な業務としては、現時点で2点を想定しています。
 1点目は、担当地区(班)に居住していない支部役員のサポートです。会員の方との直接のコンタクトに時間がかかるため、その部分を分担していただくことを考えています。
 2点目は、支部役員の後継者育成です。支部役員とともに、ある程度慣れれば一人で支部役員の業務の一部を担当していただき、次期支部役員の候補としてOJTにより経験を積んでいただきたいと考えています。 

 将来の夢としては、例えば70歳になった会員全員にサポーターに就任していただき、支部の活動の一端に触れていただくというのは如何でしょうか。しかし、会員の皆さんそれぞれのご事情もあると思いますので、無理があることは十分承知しています。 

 支部役員サポーターの担当業務は、あくまで地域に密着し、支部役員の業務の範疇での活動を想定しているため、まずは、支部規約等を改定せず、個々のケースについて、支部役員会でサポートする内容の必要性・妥当性について検討し、その結果を議事録その他の広報手段を通じて、会員の皆さんに徹底させていただきます。

 よろしくご理解をお願いいたします。

 今後も支部活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年6月1日
中 島 康 文

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