2022年度「身近な水環境の全国一斉調査」参加報告

 

2022年6月10日
溝口 正彦(枚方南支部役員)

1.身近な水環境の全国一斉調査 ~笑顔でつなぐゆたかな水辺~

 河川等の身近な水環境に対する市民の意識の高まりを受け、全国各地で水質調査を行ってきた主な市民団体の代表者で設立した全国水環境マップ実行委員会が統一的な調査マニュアルをまとめ、これに基づき、2004年から、毎年世界環境デー(6月5日)に最も近い日曜日を中心に、身近な水環境の全国一斉調査が行われています。その結果を元に分かりやすいマップを作成し、身近な水環境に関する市民の更なる理解と関心を深めていく取組となっています。

 この調査に2009年から参加しているパナソニックエコリレージャパンから案内があり、枚方南支部として昨年に続いて「第19回身近な水環境の全国一斉調査」に参加しました。今回も測定点は天野川で、国道168号線「浜橋」(山之上東町)の上流と下流の2カ所(昨年は1カ所)で測定を行いました。調査結果は下記の通りです。

2.実施結果

<画像はクリックすると大きくなります>

  • 国道168号線「浜橋」上流
  • 国道168号線「浜橋」下流

3.評価概要

  • 調査者:社会貢献担当支部役員 溝口 正彦(他1名/奥様に協力頂いた)
  • 評価:藤田川との合流後の方がCODが僅かに高いが、数値として大きな問題はない。昨年よりは、やや悪化している。
  • 【注】COD(Chemical Oxygen Demand 化学的酸素要求量)
    水質汚濁の指標の一つとして水質試験で用いられ、この一斉調査では、分かり易く精度を確保できる調査方法として、パックテストを採用。3回測定し、それらの中央値を採用することで、より正確な測定を実施。

    <報告:溝口、撮影:奥様、HP作成:吉川>

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