2011年6月30日
2011年度社会見学会は6月30日(木)「独立行政法人 造幣局」と「大阪歴史博物館」を見学しました。梅雨も中休みで蒸し暑い中、99名の会員の参加で実施しました。京阪電車「京橋駅」に集合の後造幣局まで徒歩で移動、造幣局ではまずビデオを中心に説明を受けました。
「造幣局」は、貨幣を主な業務とする独立行政法人であり、大阪市に本局、東京都及び広島市に支局をおいています。造幣局では、次の事業を行っています。(造幣局のご案内パンフレットより抜粋)
①貨幣製造事業 ②装金事業(勲章・褒章及び金属工芸品の製造)③試験・検定事業(貴金属製品の品位証明、地金・鉱物の分析及び試験、貴金属地金の精製・品位証明)④貨幣販売事業(貨幣セット、ブルーフ貨幣セットの販売)
造幣局工場見学
貨幣の製造工程(下の写真)のうち、ここ大阪市の工場では冷間圧延済の素材を広島市の工場から受け、「圧穿」→「圧縁」→「焼鈍」→「洗浄」→「圧印・検査」→「計数袋づめ」の工程を行っています。工場見学は説明員の案内と説明をうけながらおこないました。昨今の景気状況や、工程の合理化で閑散としていましたが、無人で動く運搬車や黙々と動く機械類を見ることができました。
貨幣の製造工程1
貨幣の製造工程2
造幣博物館見学
造幣博物館では、古今の貨幣、勲章・褒章、記念硬貨を興味深く見学、チャレンジコーナーでは「金塊」を触ったり、「千両箱」や「袋詰めされた硬貨」の重さを体験しました。
売店で「硬貨セット」などを思い思いに買い求めたあと、食事会場の「キャッスルホテル」へ大川沿を徒歩で移動しました。食事の後、グループごとに地下鉄で「大阪歴史博物館」に移動、入り口で記念撮影
大阪歴史博物館見学
「大阪歴史博物館」に入館、各階に展示された大昔から少し前の時代までの大阪の歴史展示物を見学しました。
難波の宮遺跡見学
オプションとして「難波宮跡」の発掘保存の実物や古墳時代の「復元倉庫」を見学したり、NHK大阪の「カーネーション」を収録中のスタジオを見学したりした後は自由解散となりました。