”ヨットに魅せられ、未だ見ぬ港への寄港に心躍らせて”
枚方市香里ヶ丘11丁目在住
2022年5月23日投稿
<画像をクリックすると拡大し、画像の外を再クリックすると元に戻ります>
1. プロフィール
- 1949(昭和24)年、愛知県名古屋市に生まれる。
- 1973(昭和48)年、松下電器産業株式会社に入社。松下電池工業・灯器事業部に配属。
電池応用製品(各種ライト類、釣用の針結び器、充電式クリーナ等々)開発に従事。 - 1999(平成11)年、松下電池工業・CS推進室へ異動。
- 2009(平成21)年、エナジー社・マーケティング本部で定年退職。
2. ヨットとの出会い
単独無寄港で太平洋横断を初めてされた(1962年)堀江謙一さんの本「太平洋ひとりぼっち」を読み、「海は世界に通じている」という言葉に感動。「ヨットで世界中どこへでも行ける」と単純に思い込み、ヨット世界に、のめり込んで行きました。
3. ヨット経歴の紹介
- ヤマハヨットスクール入学(琵琶湖)(入社3年目の1975~1985)
一人乗りヨットで、セーリングの基礎技術を習得。 - 神戸YMCAヨットクラブ入会(西宮)(1986~2005)
1991年、小型船舶操縦士免許1級取得
1993年、勤続20年休暇を利用し、ヨットで日本半周(北海道函館から太平洋側を南下) - マイヨットを入手しての活動(2005~2020)
2005年、職場先輩が転勤され、所有されていたヨットの面倒を任され、YMCAヨットクラブを退部。人生初のマイヨットを持つことになりました。今までのクラブとは違い、何から何まで(維持管理、整備、セイリング、クルージング、船検等)こなすのは私1人。YMCAヨットクラブでの20年を1年でより中身の濃い体験ができ、色々なことが身についたと思います。以後15年、マイヨット時代を謳歌しました。
① 初 代:Goodfather 22ft(6.7m)(2005~2009)
② 2代目:Corazon 26ft(8m)(2009~2013)
③ 3代目:Voyager 30ft(9m) (2013~2020)
- 長期航海訓練
- マイヨット(Voyager)での長期航海活動
- YMCAヨットクラブへ復帰
2011年、大阪府が当時所有していた帆船「あこがれ」で四国一周の旅8日間に参加しました。
2012年、国が所有する帆船「海王丸」で17日間の鹿児島⇒沖縄のクルーズに参加。願望の長期航海の予行演習と、六分儀等の天測技術、航海技術等、色々学ぶことができました。
2017年、九州一周クルーズ(約2か月)
2018年、四国一周クルーズ(約1か月)
一人でクルーザーを維持管理する体力、財力も乏しくなり、昔の仲間からの呼びかけもあって2020年6月、所有していたクルーザーを売却し、古巣の神戸YMCAヨットクラブに復帰しました。場所は同じく兵庫県西宮の新西宮ヨットハーバーに艇庫を構え、クルーザー3隻(34ft、33ft、23ft)及び、レース用の2人乗りヨット(スナイプ)5隻を所有。毎日曜日を基本に活動しています。私は主に34ft 船「ゆうあい」を操船しています。
4.ヨットに関するQ&A
- ヨットにかかる経費
① 自分でヨットを所有している時は、係留費、上架整備費、燃料代、修理代等で 30~40万円/年
② 神戸YMCAヨットクラブでは、年会費等で 6~7万円/年 - ヨット操船に必要な資格
① エンジン付の場合は、小型船舶操縦免許が必要
② エンジンなしの場合は、免許不要 - ヨットの魅力 誰もが気軽に楽しめる、自然を相手にしたエコスポーツ
⛵ 最後に ⛵ コロナで長引く外出自主規制なども、海の上でのヨットでは気兼ねなく楽しめます。そんなヨットライフを皆さんも楽しんで見ませんか。神戸YMCAヨットクラブでは会員募集中で、体験乗艇も可能です。活動日は日曜日がメイン。場所は新西宮ヨットハーバーに艇庫があり船を置いています。ぜひ一度ご連絡ください。
◆山田連絡先:kenichi_y_15★iris.eonet.ne.jp(送信時、★記号を半角@に変更してください)
◆神戸YMCAヨットクラブのホームページは、ここをクリック
<投稿:山田、HP作成:吉川>
宮川 雅春さん、回答が遅くなり申し訳ございませんでした。
鹿児島の枕崎港から硫黄島へ向かう時、黒い不穏な雲が見えたのですが、全速力で走ればやり過ごせると思ったのもつかの間、きっちり捕まってしまい、突然のブローチング(船が追い波で航走するときは、船と波との相対速度が小さいため船尾が波の谷または傾斜前面に入ったときに、急激なヨーイング(yawing、船首揺れ)をして船体が波間に横たわることがあり、これをブローチングといいます)船が45度くらい傾き、危うく船から放り出されるところでした。マストてっぺんの風見(風向を見る計器)が喪失したりしました。雨、風も強くなり、カッパを着る暇も無く、約30分ほど絶えて一息付けるようになりました。今思いますと、雲が通過してから出航すべきだったと思います。
また、五島列島に向かおうとしたとき、海の駅に係留の予約をすると、ホンダワラ(海藻の1種で、本来は食料や小魚の住処になる)が湾の周囲に大量発生し、入港できないので、しばし待つようにとのことでした。これら(ホンダワラ等の海藻、海に浮遊するポリ袋など)がスクリューに巻き付くと、最悪の場合、エンジンが停止、良くてもスピードダウンの原因となり、冬でも海パンいっちょにシュノーケル、水中メガネを付けて海に潜り、除去しなければないません。ヨットはキールと言って、船底に鉛、鉄等で出来た長い角の様な物が付いています。これのおかげで船の橫から風を受けても流されること無く真っ直ぐに前に進むことが出来ますし、ヨットが横倒しになっても、キールのおかげで元のように立ち上がる事が出来ます。そういった意味では、少々海が荒れても普通の船よりは安心感があります。回答になったどうか解りませんが、以上です。
山田さんと同じ職場で10年、同じ3班で10年以上も関係が有りながらこんなに夢中になっているものが有ったとは存じませんでした。
記事も非常に分かりやすく、気に入ったのですが私は船に乗るとすぐに酔いますので山田さんのヨットに乗せて頂く事も出来ません。残念です。
暫くお逢いしていませんが、陸でお願いします。
越智さん
お久しぶりです。お元気になられたようで、良かったです。
記事が解りやすいのは、スタッフの吉川さんの手腕によるもの。
海には強いかも知れませんが、越智さんのように囲碁、将棋、ゴルフは、からっきし駄目です。
過去の経験から、車に酔わない方は、船も大丈夫です。神戸YMCAヨットクラブでは、体験乗艇をいつでも受け付けていますので、一度如何ですか。
お待ちしています。
山田さんすごいですね!
時あたかも北海道で海難事故?が起こっていますが、海での天候の怖さや、海の上ならでのトラブル等お聞かせ願えれば有難いですね。
また、投稿ください。「謙一」で堀江さんと繋がりますね!その辺もヨットと繋がったのでしょうね?