第18回 夢中人紹介 西村 光男さん

”マジックで 感動・夢・喜びを提供し 社会に貢献”

枚方市東香里在住(取材時)
2012年12月18日 取材

 先ずは西村さんの活動を象徴的に示すチラシをご覧頂きたい。これは氏のPRチラシではあるが、 今回の取材に際して改訂されたもので、活動スタンス・プロフィール・活動実績等が分かり易く記載されており、以下の本文はこれの補足に過ぎない。

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1.取材訪問

  師走も半ばの午後、マジシャン「ダンディ西村」氏は、取材会場の南部市民センター(ユーカリ)に大きなバッグを持って現れた。「何が入っているのですか」 「一寸後で…」からインタビューが始まる。「何かマジックでも見せてもらえるのでは‥」の期待に応えて、取材開始早々に楽しいトークを交えながら、先ずは簡単なマジック(写真右)が始まる。

 ネタが分かり「子供だまし‥」の気持で微苦笑する筆者の心を見透かされ、服装まで変え次々とマジックを眼前で演じられ、冒頭からマジックショー開幕となる。(ダジャレも少し混じるが)笑いを誘うトーク、パソコンが得意で分かり易くまとめられた資料、きれいに整理されたアルバム等を拝見し、メイン取材は早々に終了する。

2. プロフィールと動機

  西村さんは1951年(昭和26年)のお生まれで、これまで取材させて頂いた30名の夢中人の中では最もお若い。松下電器への入社は1969年(昭和44年)で、 名古屋営業所へ配属、ステレオ事業部を経験後、システム関連事業部(最後はITプロダクツ事業部)の新規開発営業に従事され、2007年に定年退職された。 退職後すぐ再就職され現在に至るが、仕事以外の生き甲斐として趣味の巾を広げることにより、自分の能力の「活性化」を図りたく、マジックを選択されたということである。

 マジックについては、小学校時代からトランプマジック(テーブルマジック)に関心を持たれていたが、現在はステージマジックを楽しまれており、「ドリームマジックひらかた」(略称:DMH)という地域マジッククラブに属し、リーダ的立場で年間30回の舞台を踏むまでになられている。とにかく今「夢中」という雰囲気が、強烈に伝わってくる方である。

3. 活動の記録

 氏の過去5年間の活動の一端を写真で紹介するが、これまで約80回出場し、お客様の動員数は5,000名以上ということである。当初も現在も福祉施設の慰問等は多いが、 現在はさらに全国放送のテレビや海外でのブライダルマジックショーにも出演されている。

4.マジックへの思いと現在の活動

  1. マジックとは、常識の虚をつく錯覚の美の芸術であり、人に喜ばれ、よき友人に巡り合える「術」である。
  2. マジックの面白さは、思い込みの常識を覆し、消す、現す、増やす、はがす、移す等ができる「技」である。
  3. マジックは、笑顔と幸せを提供できるもので、「笑いの療法士」=「ダンディ西村」を目指す。

 現在は枚方市社会福祉協議会に登録し、仕事もしながら、前述の「ドリームマジックひらかた」のメンバーの一人として、ボランティアマジックショーに年間30回程度出演され、クラブでは月2回2時間の勉強会を実施し研鑽に勤められている。すぐに演じられるレパートリーも、50種以上お持ちである。

5.お客様の反応と印象深い声

  1. 今まで全く笑わなかった施設利用者が、マジックを見て大笑いされビックリ。(30才女性スタッフ)
  2. 人生90年生きているが、生のマジックを見たのは初めてで、驚きの連続。(90才女性)
  3. マジックの不思議さに感動し、「弟子にして欲しい」と言われた。(35才男性スタッフ)

6.将来の夢

  1. さらにマジックを継続し、当面はお客様動員数10,000名と、実施回数200回の達成を目指す。
  2. 自分自身の老化防止の健康法として、一生五感を鍛え、お客様に楽しみ喜んで頂くマジックを目指す。
  3. 若手プロマジシャン(フーガ氏と交友中)とのコラボ出演を果たす。

◆多くの資料提供を頂いた西村さんに深甚の謝意を捧げ、今後のさらなるご活躍を祈念申し上げます。

<画像提供:西村 取材:梅原、鬼頭、吉川、倉橋 HP作成:吉川 WP編集:吉川>

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