2021.10.19 HP委員 中村
WordPress標準TABLEとは、TinyMCE AdvancedでサポートしているTABLEです。このTABLEをWordPressのテーマAGENDAで使用した場合、レスポンシブ対応はされていますが、このTABLEでは各セル(列)に見やすくするために、上下左右に隙間(padding)を設定しています。この隙間のサイズはデフォルトでは左右15px、上下10pxで設定されています。
スマホでもこの隙間のサイズは同じなので、列を横に多く並べると、スマホではすぐに画面からオーバフローして、縦線のエラーが出やすいことになります。下記のTABLEは左右15pxの隙間サイズなので、スマホでは縦線エラーが表示されます。
注)このテーブルは、参考例のためスマホで見ると縦線エラーが表示されます。
支部 会数員 |
1班 | 2班 | 3班 | 4班 | 5班 | 6班 | 7班 | 8班 | 9班 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 80 | 75 | 73 | 82 | 76 | 79 | 65 | 101 | 84 |
2020年 | 79 | 76 | 75 | 80 | 72 | 80 | 68 | 90 | 80 |
この回避策として、スマホでのTABLEの列のセルの左右の隙間(空白部分)を狭めることにします。(赤字部分)
デフォルトのサイズは左右15px、上下10pxで設定しているため、以下の10列のTABLEではスマホで縦線エラーが表示されます。
WordPressの標準のTABLEの場合、TablePressと同じように隙間サイズを左右2px設定にすれば、列を多くしてもスマホで縦線エラーが出るケースは極めて少なくなります。隙間サイズを小さくしたため、画面の横幅に空きが出来、上記の10列のTABLEでもエラーは表示されません。エラーが表示されるのはスマホに多いので、スマホ画面に対応したCSSを設定する。
ただ、横長のTABLEが画面幅サイズ以上になった場合は、やはり縦線のオーバフローのエラーは出ますので、F12で確認して、エラーが出た場合はTABLEの列を少なくする工夫が必要です。
【対応方法】テーマのカスタムCSSに以下を入れてください。
/* スマホでTABLEの上下・左右の隙間padding: 10px 15px;からpadding: 2px;に狭める */
@media screen and (max-width:414px){.post_content td, .post_content th {padding: 2px;}}
このCSSを挿入した場合の全く同じページ例です。スマホで見てください。
◇テーマのカスタムCSSへの設定方法
①ダッシュボード → 外観 → TCDテーマオプション
②基本設定 → カスタムCSS
③上記のCSSを追加。
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