Enjoy Shoai 松居 豊一さん

 まつい   とよかず

2020.5.3

東香里3丁目在住 3班

落語で生き延びました!

◇出身は岐阜県揖斐郡揖斐川町

私の生れは1938年岐阜県揖斐郡揖斐川町で、実家は商家でした。思い出は揖斐川で夏は友と水泳を毎日やったことや中学の時に300年の伝統ある揖斐祭りで神輿を担いだことです。この時の小中学校の同窓会を昨年までやっていましたが、80歳で打ち止しました。

1957年に私は松下電器に入社しました。家電営業担当で名古屋営業所松本出張所からスタートしました。4年後にモータ社情報機器事業部営業部に移り、以後は1998年米子のナショナルマイクロモータ社で卒業するまで一貫してモータ事業と取り組みました。定年後は放送大学で4年間学びました。

◇落語との出会い、付き合い

定年の2ヵ月前に妻が他界しましたので、22年間一人暮らしをした事になります。
寂しさ、悩みを乗り越えなければならず、明るく生きるためには「お笑い」に頼ることにして、「梅田花月」、「角座」と毎週行きましたが、当時は漫才全盛時代で落語は添え物でした。

高校の頃、ラジオで流れたカール・ブッセの「山のあなた」をパロディ化した作品の三遊亭園歌(歌奴)の「授業中 ”山のあなた”」が忘れられませんでした。ところが大阪では楽しめる落語が聴けなかったのですが、2006年9月に天満宮横に繁昌亭がオープンした時は嬉しくて何度も聴きに行きました。枚方南支部でも2017年から繁昌亭に行く行事があるので、楽しんで参加しています。

◇「新型コロナ」に負けないよう落語を楽しみます

NHK上方落語会は毎月開催され、放映されるのを楽しみにし、テレビで放送される落語は録画して繰り返して見ています。現在、30分の話が200話ほど持っています。

残念ながら3月から「新型コロナウィルス」の感染を避けるため各落語会も中止です。しかし、「新型コロナウィルス」もいずれ終息するでしょう。それまで、高齢者は政府や大阪府の注意を守り、このウィルスをやりすごしましょう。物事には終わりがあるもの、私は家に撮りだめしたビデオ録画を見て過ごします。
皆さんも無理されぬようにお願いいたします。

◇ 私の好きな落語家

  • 爆笑系 笑福亭 福笑師
  • 伝統系 桂 吉弥師

◇ この時期に特に心掛けていること

  1. 家から出ない事。落語のビデオを視聴。
  2. 朝5時からウォーキング。必ず1万歩。
  3. 食材は全て配達(コープ)

◆Enjoy Shoai 担当より一言

松居さんは60歳代は出席をためらっていましたが、やはり昔の会社の仲間と会えるのを楽しみにして70歳ころから枚方南支部の新春懇親会に出席(お酒は飲めないのに)するようになりました。また毎年、社会見学会行事として行っている天満天神繁昌亭の落語会にも楽しんで参加しておられます。また持ち前のバイタリティーで地域でも東香里の老人会はじめ自治会活動にも積極的に参加し、ご活躍をされています。

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