宮川 雅春【15班】2023.7.14
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= 散歩道の松 =
毎日の散歩で家を出て直ぐに松の木があります。「五本松」の地名が残っている様に、この辺りはその昔赤松が群生していて松茸が良く摂れた所だと言われています。
そんな松の1本を日を変えて映した、2枚の写真をご覧ください。
しっかり見て違和感を感じてください。
A: 小雨後 (松の木の下の写真)の違和感無し : 石垣(松の木の下)が濡れていない。
B:晴れの後 (松の木の下の写真)の違和感有り : 木の下だけに濡れた跡が見えます。
= 葉の様子を見てみました =
晴れの日にだけ、松(葉)の下が濡れていることに大きく違和感を感じたので、
B:晴れの後の松の葉を見てみました。
晴れの日には決まってこんな水滴が(小生にとっては多過ぎる量!!)、松の木の下を濡らしていたのです。
= ネットで調べました =
すると、驚きの事実が判ったのです。
== その前に ==
光合成による(葉の表から出る)酸素と、
その副産物の(葉の裏から出る)水だと推理しました。
= 宮川の推理 =
広葉樹の場合は葉の裏から出る水は、大きな葉の表面からしっかり蒸発することで、大気冷却に寄与している。
針葉樹では表面積が小さいので、隣の水分と接触することで
水分が直ぐ水滴になって写真の様な事になる。
それはさておき、「驚きの事実」とは、以下の事です。
= 初夏の松の葉(と砂糖と水)で『炭酸水』が出来るそうです =
この記事にはビックリしました。岐阜の山奥で育った 小生ですが、松の葉っぱから飲料が出来る?!
全く知らなく、尖がった松の葉から「何か食用を・・・」等 考えもおよびませんでした!!
ところが、あるところで 小生より少し高齢の女性にこの事を尋ねてみました! するとその女性は「知ってるよ」、「よく飲んでいたよ」とサラリと答えられました。
= 初夏の松の葉の『炭酸水マジック』 =
- 初夏(ここがポイントの様です)の松葉を摘んで来て洗います。
- 炭酸飲料が入っていたペットボトルにその松葉を詰める。(炭酸飲料が入っていた容器が良い)
- ペットボトルの容量の1割の砂糖を入れ、残りは水を入れる。
- ペットボトル(透明で外装シールは剝がしておく)を3日程太陽の下に放置しておく。
⇒ これだけです !!
- 3日後にペットボトルの蓋を開放すると「プシュッ」と音がするそうです。
- 少し「松の匂い」がして、この匂いが好きな人には「おいしい炭酸飲料」だそうです。
= コロンビア(アマゾン)の13歳少女に負けるな! =
『初夏の松葉マジック』 で砂糖と水、それにペットボトルが有れば1日位は生きていけるかな?
アマゾンンの13歳の少女に負けない為にも、試しておきたい「マジック」です。
このところの松の木の下だけが濡れていることがありません。
必要要素の”初夏”が過ぎたようです。
皆さんも試されたら是非結果をお知らせください。
来年には是非試してみたい「初夏の松の葉マジック」でした。
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「松愛会」にマッチングしたテーマで「個人投稿」の再開です。・・・・・・→ 以下蛇足。
6CO2 +12H2O → C6H12O6 + 6O2 + 6H2O
光合成の化学式です。
C6H12O6 は、ヘキソース((六炭糖:ろくたんとう)と言い、6個の炭素原子を持つ単糖との事。 これがソーダ(炭酸水)の元ですかね???。 (ご存じの方教示下さい)
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