かし ひろゆき
“歌を通じて 楽しい輪を拡げる 歌の伝道師でありたい”
枚方市東中振1丁目在住
2022年8月5日取材
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1. プロフィール
- 1938(S13)年 大阪市出身
- 1957(S32)年 松下電器入社、電化本部・洗濯機事業部・資材部門配属 その後、本社資材部、生技本部で勤務
- 1998(H10)年 生技本部で定年退職後、松下の取引会社へ再就職
- 2004(H16)年 取引会社を退職し、松下関係の仕事は全て終了
2. 歌との出会い
- 6才の頃、疎開先の茨木市安威村の草むらの中で聞いた女子中学生らしきコーラスの響きが、 何とも言えず心地よく魅了された。 「故郷を離るる歌」(♪ 園の小百合 撫子 垣根の千草‥ ♪)が、今も強い思い出として残っている。
- 中学時代の音楽の成績は、歌唱・鑑賞・創作の全科「オール5」で、簡単な四部型式の曲を10分で作曲した思い出もある。先生から音楽専門学校進学を打診されたが、家庭の事情もあり断念し、工業高校へ進学するも、この頃から歌への関心は 大きくなったと言える。
3.歌謡経歴
- 2004(H16)年 ビクター歌謡教室入会(生徒として入会するも物足りず‥)
- 2004(H16)年 ビクター歌謡教室講師コース受講(通信教育)
1年間で24講座(基礎講座14、実践講座10)あり、毎月試験問題回答や歌唱の録音テープを提出。
年数回は東京で直接指導を受けたが、指導はかなり厳しく、気の休まらない1年間ではあった。 - 2005(H17)年 ビクター歌謡教室講師認定を受ける。
- 2005(H17)年 千家歌謡教室開校(家志博千という本名の前後を取って「千家」と命名)
【編者注】歌謡曲の定義:現代日本の大衆音楽全般を指し、演歌はその一部。
4.千家歌謡教室の活動概要
- 2005年 南部生涯学習センター音楽室にて、生徒5人からスタート
⇒ 現在は約50人(奥様が近所のカラオケ仲間を勧誘) - モットー: ♪ 歌を楽しくチョット上手に ♪ (発声・発音の基本練習を重視)
- レッスン内容(各月2回) ①グループレッスン(3~5名) ②個人レッスン ③特別レッスン ④歌唱診断(随時)
- 年間行事 ①教室発表会(3月) ②関西(旧 ビクター)歌謡音楽研究会、関西選手権大会(準備:6~8月、 発表会:11月) ③カラオケ一泊旅行(9~10月) ④年末年始カラオケ大会(12~1月)
- 2015年 「千家歌謡学院」と改名(枚方市新町に新教室竣工/トップ写真) (数カ所に分散していた教室を、ここへ集約)
5.発表会の思い出
6.絶えざる挑戦で自己錬磨
- 楽器への挑戦:2007年、ピアノ教室入会、10年継続。「弾き語り」ができるようになった。
- 作曲への挑戦:ピアノが弾けると作曲に興味が出てきた。日本作曲家協会主催の「ソングコンテスト」へも挑戦。
- 歌手への挑戦:2022年3月「昭和という名の酒場」(作曲:家志博千/ご本人)で、歌手デビュー。 (歌手としての芸名:千家ひろゆき)
7.所属団体
- 松愛会 近畿部会カラオケ部(2005~2015) 会員
- 関西(旧ビクター)歌謡音楽研究会(2005~ ) 講師会幹事
- 日本アマチュア歌謡連盟(NAK)(2020~ ) 講師
- カラオケ使用者連盟(2015~ ) 講師
- 日本作曲家協会 (2021~ ) 作曲家
8.歌謡教室運営所感・苦労話等
- 教えることは、習うことより、10倍の努力が必要と感じている。
- 2015年(77才)に新教室を竣工するに当り、今後何年続けられるのか、生徒は集められるのか等のリスクはあったが、結果的には成功しつつあると言える。
- 生徒のレベルをきめ細かく観察し、レッスン計画を策定している。
- 生徒は女性の方が多く、女性の約半分は独身・高齢(最高齢の方は90才)である。
- 外国人(中国、韓国)の生徒もおられ、(日常会話は日本語であるが)唄は母国語で唄われ指導が難しい。
9.今後の目標
- 歌を通じて、楽しい輪を拡げる、歌の伝道師でありたい
- 千家歌謡学院の生徒を、50 ⇒ 75人へ拡大(講師も増強)
- 自作曲第2弾のCDリリース(曲は完成済)
- 作曲活動(作曲家協会のソングコンテスト等)で受賞
<写真提供:家志、取材:吉川、HP作成:吉川>
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83歳での歌手デビュー、その心意気が素晴らしいです。敬服の至り、羨ましいです。今後も引き続き健康維持にご注意の上夢実現に向けて歩み続け、同世代の私たちに範を示してください。洗濯機仲間です。奥様によろしくお伝えください。私は76歳で心臓にステント2本挿入・残念ながらドクターストップがかかりました。また難聴でカラオケもダメ。松愛会Enjoy Shoaiの昨年11月HPをご覧ください。 花木
家志さんのHP作成を担当したHP委員の吉川(きっかわ)です。家志さんは、これまで支部HPを殆ど見られてなく、
今回の取材に際して、過去の夢中人ページを、改めてゆっくり見て頂きました。
花木さんの嬉しい「コメント」も見られてないかと思い、本日電話確認しますと今回は見られていました。
「花木さんに、よろしく!」ということでした。「囲碁を又やりたい‥」とも言われていました。
現在は発表会準備他で多忙で、「後日コメントさせて頂く」ということでした。(吉川 亨)