支部長あいさつ 2020年(4月~1月)

過去の「支部長あいさつ」もご覧ください

2020年4月 枚方南支部 櫻田支部長の挨拶

4月(卯月:うづき)“さくら”の季節を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴い、
大阪府での感染者は全国2位と日々増加し、政府からも対策専門家会議の提言を受けて安倍首相が記者会見、「現段階では緊急事態ではないが瀬戸際の状況、感染がいつ急拡大してもおかしくない状態」との認識を示しました。特に、不要不急の外出自粛、3つの条件(密閉・密集・密接)が重なった場所を避ける事、また長期戦の覚悟が必要でリーマンショックを上回る経済対策を講じる考えを示しました。

会員の皆様には、日常生活や経済活動に大きな支障が生じていますが、如何お過ごしでしょうか。

さて、枚方南支部では、5月16日(土)開催の「年次支部総会」を苦渋の決断で中止を決定いたしました。松愛会にとって、一番大切な事は、会員皆様の「健康」と「安全」を確保することであります。

希望に満ちた新年度のスタートに当たり、新任支部役員選任・重要案件のご審議等、ご承認をいただく予定で準備進めて参りましただけに、非常に残念で悔しい思いでいっぱいです。
また、5月迄開催の全ての支部行事・役員会/HP委員会を中止、同好会にも中止要請を発信いたしました。

松愛会47年の歴史の中で、はじめて経験することばかりでしたが、この一カ月半「仲間と地域 笑顔で健康」の本質を熟慮し、決定させていただきました。(枚方南支部HPを参照)

会員の皆様には、ご不自由・ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

尚、松愛会では、全国35支部の年次支部総会も中止になり、5月1日(金)会員皆様宛に臨時便にて、
全国総会議案書・パナソニック松愛会規約・枚方南支部「支部総会議案書」を送付する事になりました。

“ 人から人へ、「松愛会」の歴史は受け継がれます・・・先輩から後輩へ、世代から次世代へ ”

歴史を読み解き、新しい視点を加え、時代が求める「松愛会」を創り続けて・・・!!

さて、「さくら」は、日本の伝統・歴史・文化・芸術といった様々な分野に影響を与える花として、多くの人々に親しみ愛され大切に伝えられてきました。桜の花が咲くたびに、春を感じ、美しい日本の原風景は私たちの心を晴れやかにしてくれます。華やかでいて、儚(はかな)くもあり、雄大な一面を見せたかと思えば寂しげにそっと語りかけてくれるような瞬間をのぞかせます。

そして、私の大好きな唄のひとつに森山直太朗が唄っている「さくら」があります。ご存知と思いますが、僕らはきっと待っている ~ さくら並木の道の上で ~ どんなに苦しい時も ~ 挫けそうになりかけても頑張れる気がしたよ ~ さくら さくら 今、咲き誇る ~ さくら舞散る道の上で・・・。 如何ですか!

そして、我が家の庭には、感染症何処吹く風か、さくらの花芽も膨らみ、草花は花を誇らしげに咲き誇り、例年と同様 何もなかったように、春の息吹を感じる季節を迎えています。

八重桜のつぼみ、ムスカリ(カタバミ)、石楠花(シャクナゲ)、ノムラモミジを紹介します。

俳句 : さくら咲く 感染症 吹雪散る

2020年(令和2年)4月1日

櫻 田  仁  

 

2020年3月 枚方南支部 櫻田支部長の挨拶

早いもので本日より3月(弥生:やよい)を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の猛威は中国そして世界中に広がり、国内でも豪華客船を含め多くの感染者が発生し、国内での催しの多くは中止及び延期を余儀なくされ、企業活動を含め株価大幅下落等で経済にも大きく影響、更なるマイナス成長が懸念されています。

この様な状況の中、会員皆様におかれましてはお元気にてお過ごしの事と存じますが、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症には「咳エチケット」が必須です。これらの感染症を他人から感染受けないためにも、外出時には必ずマスクを着用し、帰宅時の時間をかけての手洗いと嗽(うがい)をお願い申し上げます。

さて、2月の支部行事は有りませんでしたが、2020年度に向け、昨年より新任支部役員の選出、加えて
今年度予算の着地、来年度の支部行事計画と予算、そして新たな取り組みの検討をして参りました。

3月の支部行事、7日(土)「女性会員懇談会」を枚方南/北支部合同で中之島フェステバルタワー・ウェスト「香雪美術館」見学と「響」での懇親会。14日(土)「新会員歓迎会」を松心会館にて開催することで進めて参りましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で、政府よりの感染拡大を防ぐための要請(催し2週間の
自粛と、小・中・高の学校休校)を受け、特に会員皆様の健康を鑑み中止をする事といたしました。ご理解の
ほど宜しくお願い申し上げます。尚、今回の感染症沈静化を確認した後、再度開催を予定して参ります。
行事中止のご案内は、HPに掲載いたしていますのでご覧願います。

“ 参加しないなんてつまらない! ちょっといい・さらにいい毎日を「松愛会」で見つけよう!”

2020年度のスタートは、5月16日(土)「年次支部総会」を松心会館で開催致します。ご案内状は4月発行の会報に同封いたします。会員皆様のご参加をお待ち申し上げます。

“ 人から人へ、「松愛会」の歴史は受け継がれます・・・先輩から後輩へ、世代から次世代へ ”
《 さあ、次の一歩を、より大きな一歩に、「枚方南支部」がサポートします 》

3月は「雛祭り」、その起源は古く平安時代(約1000年前)に上巳(じょうし)の節句といって、陰陽師
(おんみょうじ:占術師)が天地の神に祈り、無病息災を願う祓い(はらい)の行事をしていました。
特に上流の少女の間では “ ひいな遊び ” が行われていたと言われています。この日が華やかな女性のお祭りになるのは、世の中が平和になった江戸時代から幕府の大奥でも雛祭りが行うようになり、全国に広がって今では盛んに行われています。

そして、春分の日を中日とした前後3日間の計7日間は、「春のお彼岸」といわれ、お墓参りに行きます。
この日にお供えする「ぼた餅」は牡丹の花の呼び名にちなみ、冬を越して古く硬くなった小豆をこしてあんにしてつくったと言われています。昼と夜の長さがほぼ等しくなる「春分」を境に昼の時間が少しずつ長くなり「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるゆえんで、次第に寒さも和らぎます。

我が家では、先月大安の日にお雛様(七段飾り)を飾り、桃の花を生けました。そして来客をお迎えし
手料理をふるまう予定です。庭には、春の錦(色とりどりの花が美しく咲いているさまを美しい錦の織物に
見立てていうこと)ように、クリスマスローズ(ボルドー・ニゲル)、一昨年にパナソニックリゾート大阪
から株分けしていただいたシンビジューム(黄色)が初めて咲き始めました。

俳句 : 雛かざり 錦に見立て 亡妻(つま)想う

2020年(令和2年)3月1日

櫻 田  仁  

 

2020年2月 枚方南支部 櫻田支部長の挨拶

令和2年を迎え一ヶ月が経過し、はやくも本日2月を迎えました。直近の報道では中国:武漢でのコロナウイルス
による大規模な肺炎で、武漢の邦人約600名がチャーター機で帰国、渡航歴がない方を含め、感染者が確認されて
います。世界経済にも大きな影響が出てきていて、沈静化する事を祈っています。

この様な状況の中、会員皆様におかれましてはお元気にてお過ごしの事と存じますが、特に外出時のマスクの
着用、帰宅時の手洗いと嗽(うがい)を必ず遂行をしていただきますようお願い申し上げます。

“ 参加しないなんてつまらない! ちょっといい・さらにいい毎日を「松愛会」で見つけよう!”

《 さあ、次の一歩を、より大きな一歩に、松愛会がサポートします 》

さて、1月18日(土)に「新春懇親会」を開催、総勢161名の多くの皆様にお集まりいたしました。

◆第一部:
オペラ歌手「四方典子さん・南奈緒さん」の合唱/ソロで開幕、二期会会員でプロの歌声と華やかな
新春に相応しい紅(四方典子)・白(南奈緒)の衣装と、入場途中からマイクなしでも響く「乾杯
の歌」でスタート、アンコールの「上を向いて歩こう(8班:諸谷さん、2班:中島さんも参加)」
を含め10曲を熱唱、MCを含め素晴らしい演出を楽しんでいただきました。
◆第二部:
会員様による力作揃いの「作品展」は、19会員様33作品の数々をご覧いただきました。ご出展者
自からご説明している光景が印象に残りました。
◆第三部:
大懇親会は、各議員よりのご挨拶の後、松愛会:上田会長の挨拶・乾杯でスタート、皆様との
ご懇親は場全体を熱気で包み込み、歓談の輪があちこちにできました。運試し福引抽選会(当たり
くじも大幅に拡大)では16名の会員様に幸運が当たりました。
そして、中締めは年男の10班:浅野俊一さんによる「三本締め」でお開きとなりました。
お土産は、老舗:福壽堂秀信「紅白薯蕷饅頭」をお持ち帰りいただきました。

また、HP掲載は、中一日の最短20日(月)22:30に、新フォーマットのワードプレスに掲載されました。
「支部だより」も、本日到着の松愛会「会報」に同封しております。詳細は枚方南HPを参照願います。

さて、3月の行事は、7日(土)に「女性会員交流懇談会」を中之島フェスティバルタワー・ウエスト「香雪
美術館」見学と「響」での昼食懇談会を枚方南/北支部合同で開催します。昨年台風19号により延期しましたが、
ご参加のほど宜しくお願い申し上げます。

14日(土)は「新会員歓迎会」を松心会館にて開催します。19年度の新入会員様・転入会員様と、18年度
不参加の会員様にご参加願います。アトラクションは、「くらわん会」「くらわんかオープン」「料理教室」
より、楽しい同好会の取組みをご紹介する予定です。両行事のご案内は枚方南HPを参照願います。

“ かけがえのない毎日を、松愛会で忘れられない毎日に! ”

2月は如月(きさらぎ)、3日「節分」・4日「立春」と暦の上では春ですが、早春賦の歌詞のとおり、
春は名のみの風の寒さや・・・まだまだ寒さの真っただ中、でも 陽射しの中には、春の明るさが感じられて
嬉しくなります。如月とは、萌揺月(きさゆらぎづき)、草木が萌え出づる月という説もあります。

我が家では、春を待つ「節分:季節の分かれ目」には、豆まきで邪気を祓います。大豆はタンパク質・
ビタミン豊富で年の数まで食べますが、最近はあまりの多さに大変です。そして、関西発祥の「恵方巻」、
今年は “西南西 やや西” に向かって丸かじり。
「立春:二十四節季(一年の始まり)」春の気配が立ち始める日、朝にくんだ水(若水)を神棚にお供えし、
この水で入れたお茶「福茶」と「お福薯蕷(じょうよ)」で一服、夜は朝搾りのお酒(風の森)をいただきます。

俳句 : はる気立つ 銘々皿に 福薯蕷

2020年(令和2年)2月1日

櫻 田  仁  

 

2020年1月 枚方南支部 櫻田支部長の挨拶

“ 新年 明けましておめでとうございます ” ご家族お揃いで清々しい新年をお迎えのことと存じます。

さて、昨年の出来事:ベスト5は、【1位】皇太子徳仁親王殿下が5月1日天皇陛下に即位、元号も万葉集から
初めて引用された「令和」に改元。その後、即位正殿の儀・饗宴の儀・祝賀御列の儀が挙行されました。
【2位】ラクビ―W杯、日本は「One Team」で初のベスト8に。【3位】京都アニメーション放火事件で、
有望なアニメーターの才能が失われました。【4位】9~10月に立て続けに台風大雨災害が発生、河川氾濫・
土砂崩れ・農作物に大きな被害、多くの人命も失われました。【5位】ノーベル化学賞に吉野彰さんが受賞、
リチウムイオン電池はスマホ・IT・電気自動車の普及で化石燃料に頼らない社会の実現に貢献されました。

そして、2020年(令和2年)の十干は「庚(かのえ)」、十二支が「子(ね)」であります。
合わせて干支は「庚子(かのえ・ね)」となります。「庚子」は新たな芽吹きと繁栄が始まり、新しい事を
始めると上手にいく、つまり「大吉」であることを指示しています。そして、元号が令和に変わり、初めての
「お正月」を迎えます。大きな時代の変化を感じさせる年になると思います。
また、本年は「東京オリンピック・パラリンピック」、56年ぶりのOlympic Yearが開催されます。

“ 参加しないなんてつまらない! ちょっといい・さらにいい毎日を「松愛会」で見つけよう!”

《 新しい年を華やかに迎える「枚方南支部」のおもてなし 》

枚方南支部、本年最初で最大の支部行事は、1月18日(土)に「新春懇親会」を開催いたします。昨年末の
参加申込みは160名様で過去2番目(昨年169名様)、特に女性会員8名様・初参加は13名様で過去最多の
ご出席です。当日、ご来賓は平野衆議院議員・矢田参議院議員・番匠市議会議員、松愛会として上田会長が
出席いたします。

◆第一部:
オペラ歌手「四方典子さん・南奈緒さん」の合唱/ソロで開幕、素晴らしい美声と華やかな衣装を
楽しんでいただけます。
◆第二部:
会員様による力作揃いの「作品展」です。年末現在の出展は19会員様35作品、素晴らしい力作の
数々をご覧いただきます。
◆第三部:
大懇親会は、各議員よりのご挨拶の後、松愛会:上田会長の挨拶・乾杯でスタート、皆様との
ご懇親を深めていただき、運試し福引抽選会(当たりくじも大幅に拡大)、そして中締めで
お開きとさせていただきます。紅白薯蕷饅頭のお土産も準備しています。

“ 人生を豊かに彩る理想の「松愛会」を目指し、新しい時代に向かって歩み続ける「枚方南支部」 ”

本来の「お正月」は1月の総称ですが、1月を「睦月(むつき)」と呼ぶのも、正月にご家族揃って睦みあう様子を表したことで「睦月」と名づけられました。

昔から、元旦には「年神様」という新年の神様が、一年の幸運をもたらすために各ご家庭にやってきます。
「お正月」「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれています。その年神様をお迎い入れてお祝いし、沢山の幸せを授けてもらうために、様々なお正月行事や風習が生まれたといわれています。

我が家のお正月は、私がお花を生け、お迎えする御道具を飾り、お屠蘇をつくります。帰省した娘が正月料理をつくり、お重に入れて準備、年越しそばをいただき、元旦を迎えます。元旦にはお屠蘇で挨拶、お重やお雑煮をいただき、お正月を迎えます。

俳句 : お花生け 新たなかどで 元旦に

撮影:Lumix DMC-GF1(ミラーレス一眼)

2020年(令和2年)1月1日

櫻 田  仁

 

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