相続のお話

　異常な猛暑･熱帯夜つづきの今夏も、お彼岸を境にやっと一段落し、朝夕は少し過ごしやすくなりました。
　8月末より会員の皆さんへ友愛カード（アンケート）ご記入をお願いし、皆さんから現況・意見をいただきありがとうございます。
　その中で、相続に関するセミナー希望が複数ありました。この2年、【後期高齢者の医療制度】と【介護保険】のセミナーを実施しましたが、次は 【相続】に関するテーマかと思っています。
　私事ではありますが、昨年母が亡くなり、実家が空き家となりました。その相続手続きに大変苦労しました。特に問題となったのは数十年前に父親が亡くなったときの相続で、家屋・土地の相続登記をしていなかったことです。役所には、その時の相続資料がなく、不明の場合は全て母親から相続対象となるところでした。幸い実家の開かずの金庫から資料が見つかり事なきを得て、母親所有分が確定し少額の相続税で済みました。もし資料がなかったら2重に相続税を払うところでした。
　昨今話題となっています空家問題も大半は相続登記していないことが要因です。今年4月1日より相続登記が法律で義務化（罰則もあります）され、過去に遡って適用されます。
　今後皆さんも相続について関心を持っていただきたいと思います。

　さて、10月より、当支部も色々なイベントを企画しておりますので、支部HP、支部だよりご案内をしますので、関心のあるイベントへの参加をお待ちしております。

2024年10月1日
支部長　掛江　重男　

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